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2014年12月06日19:57

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インターステラー・ヤマト2199星巡る方舟観てきたよ

■インターステラー
なかなか良かった。異常気象により滅び行く未来の地球。そこで約50年前に土星近傍に出現したワームホールを使い、人類の新天地を探しに行くという話。相対性理論による時の隔たりが展開の核になると分かっていたため、序盤の幽霊のくだりで先が読めてしまうけどそこはそれ。なかなか良い映画でしたよ。SF考証としてかなりがんばったらしいが、素人にはどこをどうがんばったのか良く分かりませんでした。ここがんばったんだぜ! というのをあえて強調しない姿勢は評価すべきと思います。主人公は都合良く生き残らないで死んだ方が綺麗だったと思うけど、それだとあの人とプランBの子供達が救われないしね……難しいところだね。アン・ハサウェイはほんと美人だなあ。ショートカットよく似合う。劇中それはどうなのと思ったのは、ロボット(人工知能)と宇宙船・着陸船の性能が良すぎるところですかね。技術的には後退してそうな世界観なのに、そこだけ超テクノロジーなのはいかがなものか。ワームホールを潜るまでは距離と時間について現実的な考察に基づいてシナリオ書いたっぽいのに、別の宇宙(ユニバースでなくてギャラクシーって言ってたから、別の銀河つうのが正しいかな)に行った瞬間から距離の問題を忘れた展開なのも、ちょっとなあ。その話を持ち出すと確実にダレるから仕方無く、なんでしょうが。考証頑張るなら、そこも拘ってよ、と思いました。全体的に見て、SFへの拒否感を感じさせず、また長さを気にならないように丁寧に作ってある良作だと思います。観ても良いよ!

■劇場版宇宙戦艦ヤマト2199 〜星巡る方舟〜
ヤマトの帰還途中、デスラー襲撃前。突然ガトランティスに襲われたヤマトは、ワープアウト先で不思議な星に不時着する……という話だったんですが、なんかこう、すっきりしない。騙されたー、というか何というか。ガトランティスの山賊みたいな男はまさに虚仮威しを地で行く小物でしたし、ストーリーの大半は『魔女はささやく』と変わりません。いくら出淵監督がそういうの好きだからって、劇場版でやらんでも……。罠の意味・意義も良く分からんし、脱出方法なんてものが存在するのもアホみたいだ。ガトランティス帝国そのものと戦うのかと思ったら、敵は単なる一部隊に過ぎなかったしね。スケールの小さい話で、なんとももやもやしました。園崎未恵演じるガミラスの女性将校は、グラマーで色気があってとても良かったんですが……。期待して観ると後悔するパティーンです。みんな気を付けろ。

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