昨日20時頃帰ってきました。
さすがに疲れ切って、早くに就寝したため一日遅れの日記です。
そんな2014年5月21日の朝は昨夜からの激しい雨が上がったものの曇天。
まずは周辺にアーケード商店街があるJR出雲市駅まで!
駅舎は出雲大社を模したデザインですね。
そういえば出雲大社は平成の大遷宮中。全部見られるだろうか?
おっ!近くには映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」でも有名な私鉄の一畑電車も乗り入れてます(☆∀☆)
とぼとぼと駅を北上してほどなくアーケードが東西に見えてきます。
東側にある扇町アーケード。
歴史を感じるアーケードで昔ながらの商店が並びます。
レトロ感はGOODですが、活気のなさと歯抜け感は否めませんね・・・。
西側のサンロード中町アーケード。
真新しくアーケードの改修をしているのですが、商店が機能していなくて中身がないギャップがなお、哀しいです。
制限速度20kmと車が入ってもいい前提なのも(´・ω・`)ガッカリ・・・。
次は出雲市に来たメインである出雲大社参拝。
駅からは6、7km離れています。
参拝前に宇迦橋大鳥居の手前にある旧大社駅へ!
出雲大社の門前町にふさわしい、純日本風の木造平屋建てで和風趣向の際立つ建物です。
この駅舎は大社線廃止に伴い、1990年に廃駅となりました。
廃止後もホームや駅の掲示などもすべて当時のまま残されていて2004年に国の重要文化財に指定されました。まさに大正浪漫の建築美☆
D51774号蒸気機関車も保存されています。
さて、道の駅大社ご縁広場吉兆館まで移動。
近くのローソンも大社バージョンですね!
ここに車を停めて参拝に向かいますが・・・
その前に吉兆館内部へ!
松江工業高校の生徒が作成した出雲大社古代神殿の10分の1復元模型は見事!
いよいよお参りです。
素材の違う四つの鳥居をくぐり、本殿まで心を整えるのだそう。
まずは鉄筋コンクリートでできた一の鳥居「宇迦橋の大鳥居」。
大きいですね〜。神門通りに続きます。
神門通り。
飲食店やお土産屋、旅館が並びます。
道中に一畑電車の出雲大社前駅があります。
丸みを帯びたポップな駅舎ですね。
ここには映画で最も多く登場し、日本最古級のデハニ50形が展示されており、中も見られます。
雰囲気ある車内。運転気分も味わえます^ー^
来ました。木でできた二の鳥居「勢溜りの大鳥居」。
振り返ると一の鳥居の距離を感じます。
一礼してくぐると露店や松が見えます。
鉄でできた三の鳥居「松の参道の鳥居」。
松の保存のため端を歩くよう立札があります。
いよいよ最後の銅でできた四の鳥居「銅鳥居」。
拝殿に向かいます。
参拝で気をつけなければならないのは出雲大社では一般の神社の「二礼二拍手一礼」と異なり「二礼四拍手一礼」だということ。
しきたりは知っておかないとですね。
銅鳥居の位置からは御本殿の屋根が少し見えます。
ここで11時半。
混む前に早めの昼食とします。
神門通りまで戻って、出雲そばを求めて神門通りで二番目に古い(昭和38年創業)という北井食堂へ!割子の出雲そばは以前、松江で食べていたので今回は釜揚げそば550円を注文。
蕎麦湯ごとの?濁りのある出汁にネギと海苔と鰹節と麺が絡まるシンプルな蕎麦。
あっさりいただけました。
デザートには、ぜんざいの発祥の地と言われるこの地でのぜんざい。
お店は「日本ぜんざい学会 壱号店」をチョイスしました。
座席が12席ほどの小さなお店なので、ほぼ相席になります。
結構歩いて、暑くなってきたので冷製ぜんざい500円にしました。
精算の紙の裏には出雲ぜんざいについて書いてあって興味深かったです。
「ぜんざいは、出雲地方の神在(じんざい)餅に起因されており、出雲弁(ずーずー弁)で訛ってずんざい、さらには、ぜんざいとなって、京都に伝わったと言われています。」※要約するとこんな感じ。
腹ごしらえした後、道の駅まで戻り、出雲阿国像を見たところで出雲大社参拝は終了です。
再び車に乗り込み、西に約60kmの大田市を目指します。
石見銀山は保存のため車の通行制限があり、観光バスが出ている石見銀山世界遺産センター(銀山地区からは結構離れてます。)に停めるようガイドブックに情報があったので、まずそちらへ!
しかし観光案内を聞いていると石見銀山公園に民間の駐車場があってこちらでは情報は分からないけど、空いているかもしれないとのこと。
行ってみるとすんなり停められ、ラッキーでした。
ここからでも坑道の「龍源寺間歩」までは2、3キロあるそうなのでレンタサイクル(電動2時間700円)で行くことに!
14時なので16時までに返却ですね。
まずは渡辺家。
国史跡でカフェを営まれてます。
西本寺と豊栄神社。
神社の木の鳥居がいいですね!
銀山だけに本当に山の中といった風情で坂も多いので電動にして正解です。
清水谷精錬所跡。
近代的巨大遺跡と言えますね〜。
建物はなく、石垣のみが残ってます。
これから考えるとレンガの建物が残っている愛媛県新居浜市の別子銅山も私的に世界遺産に引けをとらないと感じます。
大小600余り存在していると言われる間歩(鉱山の坑道)は道中だけでもあっちこっちに見られます。
龍源寺間歩までは徒歩でなくてはならず、手前で駐輪です。
受付所と入口が見えてきました。
大人400円。WAONも使えます。
では入ってみます。
中は洞窟と同じく、温度が一定なのかヒンヤリします。
ノミの跡ですかね〜?昔の人はノミを主にコツコツと掘り進んだのでしょうか?
ひ押し抗と呼ばれる鉱脈を追って掘り進んだ小さな坑道も見られます。
新坑道を登って出口に向かいます。出口付近の右壁には「石見銀山絵巻二巻」を電照版で展示していました。
帰りは駐輪場までの別ルートで途中で「かおり本舗中村屋」を発見。あいにく閉まってましたが、ユニークな立札に心和みました。
次は大森と呼ばれる町並み保存地区を走ります。
ほとんどが石州瓦でベンガラ染め風の壁は岡山県の高梁市にある吹屋に似ていると思いました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1866357365&owner_id=10363401
最後に五百羅漢がある羅漢寺へ!
拝観料500円(WAON可)。
25年かけて作られた五百羅漢は石窟内に鎮座されてますが、中は撮影禁止なので外観のみ。
ここまでで時間は15時半。
15時40分には自転車を返して、自宅までの約250kmの帰路に着いたところで島根の旅は終わりです(^ー^)ノ
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