http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2624431
(長文です)
★この手の悲惨なニュースでは、
ある意味定番ともいえますが…
『こんな悲惨な現実を見ても、
宗教家は「神はいる」と言えるのか!』
などと自分に酔った、的外れな宗教批判(?)をしている
オカシナ日記がチラホラ見られますね。
★こうしたおバカさんたちの書く
「宗教批判日記」に共通しているのが、
彼らの「宗教」と呼んでいるものが、実は、
『 宗 教 で も な ん で も な い カ ル ト 』 である点です
つまり彼らは、
「オレは宗教を批判する!」とカッコつけてるくせに、
カルトと宗教の違いすら分かっていないんですよね
「己の無知」を、
日記やつぶやきで声高に自己紹介している…
それが彼らの実態です。
★では、宗教とカルトの違いは、どこで見分けるのでしょう?
簡単に言うと、
『良いことをすると天国にいける
』
などと謳っているものは、
実は、「宗教としておかしい(カルトである)可能性が大」 なのです。
というのも、本物の宗教では、
『人の行動の善悪を定義していない』 からです。
それはそうですよね。
どうして、「善悪」という根本的な価値の絶対基準が、
宇宙の片隅の、
ちっぽけな太陽系の中の、
おそろしくちっぽけな地球の表面にへばりついているだけの
粉やホコリ同然の存在でしかないわれわれ人間に、
客観的に把握できるというのか…??
われわれが普段、「善悪」と呼んでいるものは、
『今の社会や国を動かす者にとって、
都合の良いもの・有益なもの』
にすぎません。
これを子供の頃から「善」として
教育(あるいは洗脳)されているから、
「善として感じる」だけのことであって、
そこには、
厳密な(永続的で普遍的な)客観性など、
ありはしないのです
★例を挙げてみましょう。
たとえば、今の中国・韓国では、
日本人を憎むことを「善」としているところがありますが、
それは、そうすることで、
「国内のガタガタぶりから国民の目をそらす意味で、
政府にとって有益だから」であって、
日本人を憎むことが、
どこの社会にとっても共通的に永続的に正しい行為だなどとは、
当の中国・韓国政府だってもちろん思ってはいないはずです。
それを「正義」と信じ込んでいるのは、
「無知な中国・韓国民」だけなのです
こうした、意図的に用意された「架空の正義」を妄信して、
それに踊らされる無知どもの集団…
これがつまり、宗教ではなく、『カルト』 なのです
★では、本物の宗教とはどういうものなのか?
簡単に言うと、「死ぬことの意味を教えてくれるもの」…
それが宗教です。
良いとか悪いとかではなく、
『ただ、あるがままに、
やがて来る「死」という現実に向き合う覚悟を養い、
与えられた人生を、自分の範囲内で存分に充実して生きるための
先人からの知恵を授けてもらえるもの…』
それが「宗教」なのです
こう聞くと、
ものすごくシンプルというか、
呆気(あっけ)ないものに感じるかもしれませんが、
そうしたシンプルでフラットな「基礎」(幹)を、
「人間がそんなに単純であるはずが無い!」
「人間はもっと深くて崇高な生物だ!」などと、
ないがしろ・否定してきたから、
今の日本人はこんなに
『生きるのに苦しんでいる』 のではありませんか?
★ちなみに下記URLは、僕が宗教についてまとめた日記になります。
この日記の補足として、
あわせて読んでいただければ幸いです
■『10分で宗教が分かる日記』(前後編)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1780154050&owner_id=39891
★無知というものは、
「過去から受け継がれた知識・価値観」を否定することで、
無知な自分を正当化しようとするものです。
また、カルトをあやつる連中は、
そうした「過去から受け継がれた知識・価値観」を否定したがるバカを、
『あなたは立派だ! 新しいものの考え方のできる人だ!』
と言ってオダてます。
どうしてかって?
だって、そういうバカは、
『カルトにとって、新規顧客として利用しやすい』
からです
金になる・宣伝塔として利用できるから、オダててやるのです。
中国・韓国政府が、日本を罵倒する国民を褒めたたえてやるのと、
構造は同じなんですよね
『宗教を批判している通なオレ、カコイイ!!!』
と浮かれはしゃいでいるバカは、
そのあたりを少し頭を冷やして振り返ったほうが
よろしいのではないでしょうか?
君の自己満足が、他人に迷惑となってしまう前に…
【終わり】
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