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2013年08月05日20:19

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毎年恒例

日曜日に観に行こうと思ってたんだけど、土曜日の仕事が半ドンで終わったから、土曜日に毎年恒例の仮面ライダー&スーパー戦隊の映画観て来たよ。
まず「キョウリュウジャー」だけど、相変わらず30分で盛りだくさん楽しませてくれる。
・・・ゲストヒロインがなんだかファッティーな感じだったのが気になったけど。
エンディングのダンスでどさくさに紛れて同時上映の人達が混ざってたのも見所かと。まあ、エンディングのダンスはテレビの方もいろんなモンが混ざってきてるけど(笑)
あ、敵で出てくる悪者キョウリュウジャー的なやつの声がウルトラマンゼロで、「後にジャンプしながらブーメラン状の武器を放つ」なんてシーンもあるのが見所だぞ(笑)

「ウィザード」はあらすじだけ聞いた時には、白倉時代みたいなパラレル設定かと思ってあんまり期待してなかったんだけど、パラレルはパラレルでも、白倉時代の「投げっぱなし映画」とは違って、ちゃんと劇中の登場人物達がパラレルワールドに入っていく過程があって、出て来るまでを描いている。テレビシリーズのドコに差し込んでも大丈夫な感じ。
全体的に「ウィザード」らしいユーモアとさりげない黒さが混じった作品。ちょこちょこ笑わせてくれる(白倉・井上時代の「ギャグに逃げる」感じじゃないのも好感が持てる)反面、けっこう「これキツいな」と思う部分もあれば救われない人達もいたりして、ほどよくバランスを取っている。
まあ、「ウィザード」のテレビの方にも言えることなんだけど、手堅く作ってあって文句もないんだけど、その分絶賛するのもちょっと違う感じではあるんだけどね。

残念なのは、事前に「大物ゲスト俳優さんが敵ライダーに変身します」というのが発表されている点。
おかげでストーリーの肝である「黒幕が誰なのか」が観てる方にはバレバレなんだよね。
登場人物達は気づいていないけど、観てるこちらは分かりきっている。まあ「刑事コロンボ」みたいなモンだと思っておけばいいんだろうけど。

パラレルワールドの世界観が面白く、「誰でも魔法が使え、誰でも量産型ライダーに変身できる」という世界なので、ファントム(怪人)が一般市民にまでリンチ状態なのがスゴい。
魔力が貨幣の代わりになってて、お金を払う代わりに「タッチ」するというシステムになっているんだけど、ここらへんが「suica」でコソビニのお金払うのとおんなじ感じ。「行きすぎた科学は魔法と変わらなくなる」なんて言葉もあった気がするけど、この世界は逆に、魔法が科学と同じような感じになっているようだ。
まあ、みんなホウキとかジュウタンとかで移動してるっぽいのに、車道があるのはどうしてだろうというツッコミは野暮ってコトで(苦笑)

それはそうと「クリエイト」で作られた「魔法の世界」の中で、マヨネーズの扱い(笑えるので、映画館で確認してみよう)は魔法がどうとか関係なくね?
アレも黒幕の理想とした世界の姿なんだろうか?(笑)

おおむね満足の映画なんだけど、最後の戦闘シーンのフィニッシュが唐突でいただけないかな?
主人公側の逆転劇等を描いた上での「必殺技同士の激突」で終わるのならいいんだけど、優劣がそれほどついてない状態でいきなり双方必殺技だから、ただのパワーゲームで終わっちゃってる。
ここらへんは「仮面ライダーW」の映画なんかが丁寧で良かったんだけどね。まあ、監督とかが違うからしょうがないか。

そういや、ここ数年恒例になってた「次のライダーのお披露目」がなかったのが・・・良かった(苦笑)
や、ムリに出して「なんか違う感じの先行登場」とか「よく観れば最終的には敵の方の手助けしちゃってるよね?」とかになるよりは、出さない方がいいと思うし、共演は冬映画でもうちょっとちゃんとした感じでやるから、夏映画は「そのライダー単独の映画」でいいと思う。
共演もレアな頃は「見所」になったけど、「当たり前」になると足を引っ張る要素になりかねんからね。


春のなんちゃら大便とかがウンコ映画すぎて、東映ヒーローの評判を落としているようだけど、夏映画はまだまだちゃんと観られるぞ!
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