日本三大鍾乳洞のひとつ、龍泉洞!!
洞窟大好きな私としては、岩手で1年過ごす以上は行ってみたくてたまらない。
そこで6月15日土曜日、行ってきましたよ龍泉洞。
岩手県内とはいえ大船渡から車ではなかなかに遠い。
朝8時半に出発して、到着したのは昼頃でした。
岩泉町
お昼ごはんを食べてから洞窟に入ります。
お昼は普通にいただきましたが、別の食堂に「龍泉洞カレー」や「イワナ寿司」があったことに気付いた。
ううむ。先にこっちを見つけていれば。
でもシンプルなとろろそばもおいしかったっす。
じっ茶ばっ茶。ここ限定ってことは龍泉洞の水を使ってるのかな?
駐車場に車を停めて、龍泉洞へ向かう道のりがすでにうっとりするぐらいの緑の景観です。
そんな場所で渓流釣りをしている方々もおりました。
入口周辺の様子。
龍泉洞と名がつくだけに、龍のモチーフがめにつきます。
さすがに観光メインの鍾乳洞なだけに、中も歩きやすいように整備されています。
木製の床だったりもしてね。
さっそく澄んだ水が流れていました。
去年訪れた滝観洞は冒険気分を味わえましたが、こちらはそういった趣はないです。
でもそのかわり、みどころはすごい。
洞窟の中に色の変化するライトアップがなされていたりして、見ていて惚れ惚れ。
私では、写真をどのようにしたら洞窟の中のその幻想的な効果が出せるのかわかりません。
実際に見ないとこの感動は伝えられないかも。
亀岩はほんとに亀のようでしたw
この亀に乗ったら宝石島から脱出できるか?(何)
龍の渕。
比較的浅いせいか、なんとか水の雰囲気も写真に残せた気がします。
ここの一番の見どころは洞窟内の地底湖。
洞窟を進んでいくと地底湖が姿を現すのですが、その透明度たるや!
何メートル地点かわかりませんが、ライトが沈んでいます。
そのために、かなりの深みまで見通すことができるのです。
奥深くを写せば水面が見えず、水面がわかるように撮れば奥の光がはっきりしない。写真の撮り方が悪くてままなりません。
この透明な水をたたえた地底湖、どのくらいの深さがあるかと思いきや。
聞いて驚くなですよ。98メートルってんですから。
どどど、どんだけ!?
水深100メートル近い地底湖ですと?!
ガンダムが縦に5機入っておつりがくる深さですよ!
1/1ガンダムをお台場や静岡で見た人にはそれがどんだけか想像していただけるかと。
しかもこれは、現在公開されている地底湖の深さであって。
今は第1〜第3の地底湖が公開されていますが、第8まで地底湖が発見されているのだそうです。
そして未公開の地底湖の中には、水深が120メートルを超えるものもあるという……!!
この説明分は是非大きいサイズで確認して欲しい。
これまで感じたことのないスケールのでかさと神秘に燃えろファイヤー胸の高鳴りが止まらない。
しかも、奥に行くとその高低差がすごい。
第3地底湖を過ぎた後はかなりの階段の上り洞窟となり、その後螺旋階段でみるみる下り洞窟となります。
確かに、鍾乳洞が地面に平坦に空いてるわけがなく、上ったり下ったりはあたりまえなんですが、100メートル級の深さの地底湖があってさらにこれだけ縦移動するとか、どんだけ縦に長い洞窟なんだよ。
さらに、その高みからさきほどの第3地底湖の光を確認することもできる。
水深も考慮に入れるとどんだけ縦に長いのやら。
第3地底湖、湖中の光が見えるのがおわかりでしょうか。
この洞窟は入口からP字型になっていて、途中でぐるりと回って合流し、出入り口同じになってます。
ちょうど地底湖が始まるあたりに分岐があるので、感動のあまりぐるぐると2周してしまいましたよ。
はあ。また行きたい。もっとじっくり見ていたい。
心ゆくまで眺めていたい。
そんな神秘の大地底湖でありました。
さて、龍泉洞には龍泉新洞というのもあります。
実は地底湖で行き来が分断されているひとつの鍾乳洞らしいですが。
こちらは鍾乳洞というよりも、鍾乳洞を利用した展示館になってます。
こっちは撮影禁止なので写真撮れませんでした!残念!
展示部分がダメなのはわかるけど、洞窟部分は写真に収めたかった……
そんなわけで、大・大・だーい満足な鍾乳洞めぐりでした。
展示のところを見てたら、このあたりには鍾乳洞がかなり多いらしい。
他にも見られるところがあるらしい。
こうなると、がぜん行きたくなる私でありました。
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