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2012年11月08日16:07

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Poor John

『SHERLOCK』のS2のBDを買ったので、見たのです。S2を見返したってコトなのですが。見返して、1番最初に思った感想が「Poor John(ジョン可哀想)。」でした。このS2は、全話に渡って、ジョンが可哀想過ぎないか?
シャーロック君に関しては、見返し終わった後、素直に「何だコイツ」って思いました。ホント、何だコイツ?
あと、「コイツら、気持ち悪っ!」とも思ったのですが、それは後ほど。腐女子になって、結構長いが、初めて「デキてない状態でコレって、逆に気持ち悪い。」と思いました。いや、ホント。

ジョンが可哀想でよぉ〜。
シャーロックが好きになる(?)謎の美女登場で、やきもきさせられ、友人に「実験」で幻覚剤盛られて、揚句、親友だと思ってた奴に死んだふりされるって・・・。踏んだり蹴ったりじゃないか、ジョン・・・。しかも、詐欺師呼ばわりで死んだ奴に向かって、ブログに『He was my best friend and I'll always believe in him.(彼は僕の1番の友達だったよ。そしてずっと彼を信じてる)』と書いてしまうと言う・・・。シャーロック戻って来たら、絶対、このネタで未来永劫からかわれるよ?「豆買って来て。」とか言ったら、「君は、僕のコト好きなんでしょ。だったら、僕のコトが好きな君が買って来たら良いじゃないか。」とか言うよ?喧嘩して怒鳴ったところで、「でも、僕は君の1番の友達なんでしょ?」とか言うよ?そういう男だよ、アイツ。
しかも、言うにコトかいて、テンパっていたとは言え、ジョンに向かって「僕に友達なんかいない。」と言いやがるソシオパス探偵。

何か、シャーロック君を見てて、「私ゃ、何でこの男のコトが好きなんだろう?しかも、30年以上も。」と、不思議な気分になりました。モリーちゃんも、こんな気分なんだろうか?まぁ、私はジョン込みで好きなのでモリーちゃんとは違うけれど。

あの野郎・・・シャーロック君のコトですが・・は、本当に、モリーが自分のコトが好きって気が付かなかったんでしょうか?気が付かなかったんだろうなぁ〜・・・。オマエ、何、モリーに向かって「本命への、プレゼントなんか用意してんの?貧相な胸を大きく見せて、デカイ口を口紅でごまかしてサ。」って言ってんだよ・・と。で、プレゼントに思いっきり『大好きなシャーロック・ホームズへ』って書いてあるって言う・・・。あれ、「うわぁ、本命、俺じゃ〜ん!てか、やっちゃったぁ〜!!」って気分なんだろうね、本人としては。これ、上手いな・・と思うのは、シャーロック君、こんな奴ではあるが、悪い奴じゃない・・と言う部分を見せる為、ちゃんと「すまなかった、モリー。」って言ってキスするんだよね。今更遅えは!だが(^_^;)。しかも、この後、ジョンはジョンで、彼女に「アナタ、彼氏としては最高ね。シャーロック・ホームズはラッキーだは。」と言われ、「ホームズさんに勝てる気しないんで別れます。」と言われ、ジョンふられるって言う・・・。つくづく可哀想だな、ジョン。poor John。

そして、S2のベルグレービアで、最後、シャーロック君が、アイリーンに対して容赦ねえのは、アイリーンに「virgin(童貞君)。」と言われて、腹が立ったからのような気がしてしょうがない。でも、シャーロック君、童貞って感じはあんまりしないよね。カンバさんが演じているからかも知れないが。でも、コイツは、男女とも、一通り各種プレイをやったのち、「つまらない!セックスなんてつまらない!犯罪捜査してる方が、よっぽど面白いじゃないか!」って、言いそうな気がします。(私が、原作ベースでシャーロックの性格を考えるからか?)

そんな私は、『SHERLOCK』におけるシャーロック君とレストレイドの関係が気になって仕方ないのです。S1のEP1を見ると分かるのだが、シャーロック君、元ヤク中なんだよね。使ってた薬が原作通りコカインの7%溶液だったのか、合法ドラックだったのかは分からないが。で、そのヤク中だったコトを、レストレイドだけ知っているのね。だから、シャーロック君が証拠品を勝手に持って行っちゃった時、レストレイドは、「麻薬捜査で」って言って、シャーロック君の部屋を探すと言うプチ意地悪をする。
ゲイティスさん(マイクロフトの中の人)曰く、色んな人に「シャーロックは麻薬やってないの?」と訊かれたらしく、「昔はやってたケド、今はもうやってないんだ。事件が来るようになったから。事件があれば、やる必要はないんだから。」とコメンタリーで言っていて、なるほどと。
おそらく、その昔、麻薬関係でレストレイドに世話になったんでしょうね。シャーロック。捕まったか何かして、で、そこで、捜査に行き詰ってたレストレイドに何か助言したのかも知れないね。で、その助言通り捜査したら犯人捕まって、「何だ、コイツ。」ってレストレイドは思ったのかも知れない。で、何某かの取引きがあったのか、レストレイドが許してくれたのか。何か、そんなコトがあったのかな?って思わせます。
こう考えると、俄然シャーロックとレストレイドでCPを作りたくなるのだが、レストレイドが『モーリス』のアレックだと分かった今、「誰がオマエなんぞにアレックやるか!」なので、CPは作れないのであった(笑)。でも、気にはなる(笑)。
あの、ストリートのヤンキーたちは、ドラック関係で知り合った奴なのかなぁ?とも思ったり。あのヤンキーとホームレスが、原作で言うところの、ベイカー街イレギュラーズなんだよね。この世界では。それも面白い。

突然ですが、良く考えると、スゲエ台詞だよななコーナー。
以前も書いたが、S2のEP3の「Have you seen your broter's address book lateiy? There's two names,your and mine.(最近、弟のアドレス帳を見たことある?名前は2つだけ。僕とアナタだ)。」
シャーロック君、何故に、ジョンの名前をアドレス帳に書いてるんだよ。ジョン同居人だよ?一緒に住んでるんだよ?一緒の住所だよ?同居人のアドレスを書いてるって・・・。悲しすぎるだろう!見ちゃったのが紙の手帳だったのか、スマホのアドレス帳だか、電子手帳だか知らないが、どのタイミングで、ジョンが見ちゃったか知らないが、見ちゃったあと、気まずいコトこの上ないは、もの悲しいは・・・。必死で、他にもあるんじゃないかと思って探したでしょうね。で、なかったと・・・(^_^;)。この夜、きっとジョンはシャーロック君と一緒にアンジェロさんの店に飯を食いに行きます。この時ばかりは、キャンドルサービスされようと、彼氏呼ばわりされようと、おそらくジョンは何も言わなかったであろう。これも、そこはかとなく、Poor John。

S2のEP2のシャーロックの台詞。「ここに来てから、僕と君は、全く同じものを食べた。唯一違うのは、僕はコーヒーに砂糖を入れる。君は入れない、それだけだ。」
えぇぇぇ〜!!ずっと同じモノを食ってるってマジか?と思う。ジョンが、別行動して何処かで食って来るとか(確かに、そんな暇なかったかもだケド)、そういうコトは考えてないのか?てか、ジョンも否定しないところを見ると、同じモノ食ってんだな。もう、オマエら気持ち悪っ!これ、デキてもねえのに、同じモノを食ってる状態の方が、よっぽど気持ち悪いよね!(笑) 全く同じモノを食う友人同士・・・。
EP2。見返したら、最後の方、店主が2人を見て、意味深な微笑み方をするのね。全く気付かなかった。皆、良く見てるなぁ。あれ、シャーロック君が、ソース持って来たり、かいがいしく世話してたから、カップルだと思ってる店主は、微笑ましく見てたんでしょうね。違うから、それ。シャーロックが、ジョンにとんでもねえコトしたので、シャーロックがご機嫌とってるだけだから。
「Is yours snorer? (君の彼氏はいびきかく?)」 「Got any crisps?(ポテトある?)」のやりとりも、poor Johnです。もう、この1年半、彼氏に間違えられまくったんだろうな・・・。ついに、否定する気力もなくなっちゃったんだな・・・。「もう、良いよそれで・・・」って言う気分なんでしょうね。ここで「頑張れジョン!このままだと、ホント、シャーロックのお嫁さんになっちゃうよ?そこは頑張って否定しようよ!」と応援したくなる私です。しかも、Wベット用意されかけるしな・・・。ドイルがダブルベットって間違えて書いちゃったばっかりに・・・(笑)。

しかし、ハドスン夫人に彼氏だと思われ、アンジェロに彼氏と言われ、アイリーンにまで「嫉妬してるの?カップルでしょ?」と言われ、Wベッドを用意されかけ、結果、タブロイド紙に書かれるって言う・・・。何だ、このだんだんジョンを追い詰めていくカップル包囲網。最終的に世間に思われるって言う・・・。冷静に考えたら、凄いシャーロック・ホームズ物語だなっ!そら、マーティンさん(ジョンの中の人)も『史上最大にゲイっぽいホームズ物語だよね。』って、言うは。でも、本人が言っちゃダメだろう(笑)。面白かったケド。

手錠で2人で繋がれて走るEP3。世界の腐女子につっこまれていたが、私もつっこみたい。あれ、絶対、シャーロック君、ジョンと手を繋いで走ってみたかっただけだよね?だって、外す時間あったと思うもの。手を繋ぐのは、流石に嫌だったのか、ジョンはシャーロック君の袖口をちょこんと持つのだが、そっちの方がよっぽど萌えって言う。しかも、2人で走り出したら走り出したで、自分は、ひらりと柵を越えて、ジョンのコト全く考えてなくて、ジョンに「協力が大切だよね!」って言われるって言う。あぁ、そうだよ、そんな奴だったよと。グラナダ版の『犯人は2人』を思い出す。ワトスン君を振り切る勢いで逃げていくホームズ先生。ワトスン君のコト、完全に忘れています。ワトスン君捕まっちゃったらどうするつもりだったんだろう?「僕が助けるから良いや。」くらいにしか思ってないんだろうか?

ちょっと嬉しいコト。EP3に、ちょこっと、ゲイティスさんの彼氏(てか、同性パートナー法で結婚してるので、パートナーって書くのかな?まぁ、結婚相手ね)が出ています。モリアーティの弁護士役。マイクロフト兄ちゃんの彼氏がモリアーティを弁護してるのかと思うとちょっと面白い。本当にちょっとだけですが。台詞も3つくらいしかないけれど。彼氏さんは役者さんだそうです。男前ですね。
そして、アンドリューさん(モリアーティの中の人)の演技が上手すぎる。何度見ても思う。モリちゃんの時と、リチャード・ブルックの時が別人なんだもの。私は彼を「イギリスの古田新太」と呼びたい(笑)。最後、シャーロックと“握手”するんだなぁ。握手が死の示唆なのね。

そんな私は、ゲイティスさんの手が欲しいです。本当に手が綺麗・・・。何て綺麗な手なんだ、マイクロフトお兄様。手がデカイのではないのです。指が長いのです。手フェチの私には堪らん手をしています。その手を下さいお兄様。

Poor JohnなS2だったので、帰って来たら、シャーロックは3日ほど、ジョンの奴隷をやったら良いと思います。何でもジョンの言うコトをきく日。おそらく、2時間でギブアップでしょうけれど。で、逆ギレするんだろうな。「だって、あれは、君たちが狙われてたから仕方なかったんじゃないか!それを助けたのに、何で、僕がこんなコトしなくちゃいけないんだ!」と。それでも、許しちゃうんでしょうね。ジョン。この辺りは、きっと・・ワトスン君なんだ。
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