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2012年07月12日12:26

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脊髄小脳変性症 − 1984年〜1987年

【ちょっとしたドモリ】
今から28年前、1984年、21歳のとき、ちょっとしたドモリに気が付きました。
自分で作詞・作曲した歌を、音楽サークルの部室でレコーディングしていたら、
そばで聴いていた後輩が、
「先輩。【とても】の箇所を【てても】と歌ってますよ」
と指摘したのです。
意識すれば【とても】と歌えましたが、
うっかりすると、【てても】と歌ってしまいます。

これは【T】の発音が連続したために、発音しづらかったのかも知れません。
同じ時期に、Stardust Revue というグループの
【今夜だけきっと】という歌を歌いました。
♪ こんや〜だけきっと〜
の箇所が上手く歌えませんでした。
【だけ】の部分が16分音符2つと早くて、
【だけき】と、【K】の音が連続していることが原因のようです。

脊髄小脳変性症という病気は、喉にも症状が現れるのですが、
【K】の発音は喉を使うので、上手く出来ないのかも知れません。
【佐藤さん】と呼び掛けようとして、
【須藤さん】になってしまったこともありました。
【佐藤】だと【S】の音の後に【T】の音が続きます。
それが難しかったようです。

これらは、言語障害(正しくは構音障害)に気づいた最初の症状でした。

【そんきょができない】
また、この時期は、足の症状にも気づいた時期です。
ふと、【そんきょ】の姿勢になったら、ヨロヨロッと倒れてしまいました。

【そんきょ】とは、相撲で横綱が土俵入りをするときに、
俵の縁にしゃがんで取る姿勢です。
膝を深く曲げて、踵を上げ、つま先だけで体を支えます。

この姿勢で転んでしまうことに気が付きました。
足の症状として覚えている最初のものです。
通常の歩行や走ることには、問題はありませんでした。

【1988年〜1989年:25歳(タップダンスを断念)】に続く
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【年代順の変化(目次形式)】に戻る
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【構音障害の悪化の様子】に戻る
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