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2011年10月04日23:47

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9/20 なまちゃん来道(前編)

首都圏在住当時に知った方々と近しい御関係とはいえ、イリアンパイプの中原直生さん御自身とは北海道に居を戻してからが初対面。今大学4年生とのことですから、私の東京勤務最後の年に進学で上京されたという前後関係になるようです。

以前にも書きましたが、2年前の9月に独り東京を訪れた際、大崎シャノンズでポロロッカのライブにお出になっていたのを拝見したのが最初でした。後輩をゲストでお招きした旨ポロロッカのお二人がお書きになっているのを前もって読んではいたのですが、当時はそれ以上の予備知識はありませんでしたし、たまたま機会があっただけで、またお会いすることあろうとは思っていなかったのです。現地で働いていた頃と違って今はたまに行くことがあるだけ。まして、大崎には1時間くらいいただけでしたし。

それがその時だけのことで終わらず、北海道でお会いする日が来るに至ったのも、ただ機会に恵まれたというだけではなく、中原さんが御自分の道をたゆまず歩んでおられるからでもあると思います。

昨秋の出張中に新宿ルミネエストの屋上で坂上さんやじょんさんとの共演を拝見できたのが久々の再会、年が明けてからは古書ほうろうでg-celtの皆さんとのライブを拝見する機会にも恵まれました。その間お書きになっているものを拝見する機会もあり、楽しく人なつこそうなお人柄が伝わってきました。お若いのに交友が広いのはそのためもあるのでしょう。

先輩のお姉様方からはどちらかというと「なおみちゃん」というふうに呼ばれているのを見聞きしていましたが、ハープの梅田さんと「生梅」というデュオを結成したりして、「なまさん」、「なまちゃん」という呼称を目にすることも多くなりました。古書ほうろうにお邪魔した際、g-celt同僚の方に「なまちゃん」と呼ばれるのを同行のS氏が耳にした由で、本当にそう呼ばれてるんだと思いました。確かに私もお名前を打つときは一発での変換が難しいので、なまと打って変換します。

今回の御来道の予定を知ったのは前月のこと。地方で生梅のCDを入手された方があるのを生梅ブログで見て、私も通販で対応していただけないかとお願いしてみたところ、来月北海道に行く予定があるのでその時にお渡しできるかもとのことだったのです。

その時はどのような用件でいらっしゃるのかと思っていたのですが、そのうち中津井邸でリードメイキング合宿をされるということがわかりました。
あらためて中津井さんのサイトを拝見してみると、パイパーとしてある程度以上になろうと思うならばリード作りを経験してその特性を理解するのは必須であるという趣旨のことが書かれていました。同時に「リード作りに費やした時間をパイプの練習に充てられていたらどれだけのパイパーになれていただろうか」とのジョークも古くから存在するほどの奥深い世界であることも。

当初は西村玲子さんもいらしてライブなどできたらという構想もあったそうなのですが、実現には至らず、直前になって後輩のパイパーさんを伴うことになったということが伝わってきました。この後輩さんがどなたなのかということが一部で盛り上がりを見せたので、話がそれますが少し触れてみます。

昨秋深江さんと大渕さんが来道された折、のやでの打ち上げの席上で中津井さんが、固有名詞を出さずにちらちらと「東京のうら若きパイパー」の話をされるのを末席で耳にしていました。中原さんのことなのかなあと思って聞いていた旨、翌週の出張中に新宿ルミネエストの演奏終了後、御本人やじょんさんに申し上げたところ、更に後輩で中津井さん製作のパイプを始めた方もいらっしゃるとのことだったのです。裾野の広さも羨ましいと思いました。

その後、その後輩がミキさんとおっしゃるらしいこと、そのパイプが紅い色をしているらしいこと、大崎シャノンズで中原さんやAsh Groveの御関係の方々らとの演奏も御経験されたらしいことなどが伝わってきました。

もう一つ、4月に西荻窪で遅い時間にのみ亭にお邪魔した時のこと、トシさんと岡林さんのライブは終わりかけでしたが、終演後にトシさんが若い女性客と話しておられ、その会話の中に「ミキちゃん」というお名前が聞こえてきたということがありました。その「ミキちゃん」は芸大生のようでしたから、これはあのミキさんのことなのかなあと思ったのですが、詳しいお話はわかりませんでした。
ところが、先日Toyota Ceili BandのHPでメンバーの画像を見ていたら、ドラムスで加入した女性のお顔がどうもあの時の方のように思われました。音大出身で他にもユニットを組み、マリンバやパーカッションでも御活躍されているとのこと。どのような御関係かはわからないままですが、とにかく皆さん何かしらのつながりがあるようです。

今回中原さんらの到着初日にRINKAのお二人が中津井邸を訪れて早速のセッションがあったようで、その模様を操さんがその夜のうちにブログにアップしてくださいました。くだんの中原さんの後輩さんは後ろ姿しか写っていませんでしたが、そのイリアンパイプのチャンターが紅い色をしていたことから、これはミキさんではないのかと一部で盛り上がりを見せたのです。

中原さんの後輩、中津井さん製の紅いパイプを使う方といった条件が当てはまる方がそう何人もいらっしゃるとは思わず、私もミキさんなのかと思いましたが、一方で「最近始めた」「パイプを始めて数か月」といった言葉もあって、ミキさんなら1年くらい以上にはなる筈なので違う方なのかもという考えもきざしていました。

…さて、すっかり話が先走ってしまいましたが、まず御来道の日程が18日から21日までということがわかりました。しかし、部外者がCDを受け取りに行っても許されるような機会があるものかどうか。休日か夜にセッションでもあったらと思っていたのですが、御出発が近づいてから、小松崎操さんのセッティングにより連休明け20日火曜日の15時頃から17時頃までの予定でジャックでのセッションが行われることがわかりました。

平日の午後というのは6月にtricolorがいらした時と同じ条件ではあるものの、tricolorの皆さんはそれを逃しても本番のライブがあったのに対し、今回はこれを逃すと生演奏を聴く機会がないだけではなく、せっかくいらしているのにお会いすることも難しくなります。
毎週火曜の午後は現場仕事がある日で、本当は13時半と15時に2件立ち会わなければならなかったのですが、直前になって15時の方がキャンセルになったのは本当に助かりました。
13時半の分の後始末を終えたら時間休を取れそうでしたが、もし無理でも勤務終了しだい顔を出そうと思いました。セッションの前後はカレーを食べたりしてくつろがれるとのことでしたので、終わってからもゆっくりしていっていただければとお伝えしておきました。

因みにS氏は今は同じビルの別のフロアでだいたい似通ったような仕事をしているのですが、16時半からの現場仕事が入っていた由でジャック行きは断念していました。私から聞いた話で早いうちから関心を示し、古書ほうろうでは実物と接してすっかりファンになったようだったのに流石にそこは社会人です。

当日はいい感じに仕事が進み、13時半の分の後始末を終えたところで時間休を取得してtricolorの時とほぼ同じ14時半過ぎ頃には職場を出発することができました。
職場では7〜9月の夏季に有給休暇を何日以上取得してリフレッシュしましょうなどと推奨されていて、とても無理と思っていたのですが、この日3時間休んだことで消化意欲がわき、9月の終わりのラストスパートで目標を達成するというおまけもつきました(残り1日は旭川に帰省してnature acoustic ensembleと木楽輪でのあらさんを鑑賞することで達成しました。)。

例によって自転車に乗って激走にならない程度に急ぎ、ちょうど15時頃にジャックに到着。tricolorの時はまだどなたもいらしておらず店主の高倉さんとしばらく世間話をしたのでしたが、今回は高倉さん、星さん、操さん、中津井さん、中原さん、話題の後輩さんと皆さんお揃いでした。

折しも中原さんたちが生カステラを切り分け中で、訪れるなり私もおいしく分けていただいたのですが、実はこれは操さんのお誕生日お祝いの趣旨だったようなのです。存じなかったとはいえ、お祝いも申し上げずにただ御馳走になってしまい申し訳ありませんでした。

間に合わなかったらセッション終了後も待っていてくれみたいなことを言っていたにもかかわらずオンタイムで現れたことに皆さん驚くやら呆れるやらだったようです。仕事は大丈夫なのかなどと心配の言葉をいただきましたが、正規の手続を踏んだ何ら恥ずることのない登場でしたから御安心ください。

北海道でお会いする日が来るとは…と中原さんに御挨拶し、早速生梅CD「生梅開店」を分けていただきました。開封してジャケットに見入っているところにデジカメを向けられていたようです。

さて、噂の後輩さんは(続く)
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