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2011年03月27日02:09

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●チェルノブイリ化する福島原発事故(サンチャンさん日記コピペ)

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1696372109&owner_id=2467525&comment_count=2
以下全文コピペ___________________

海水から法定値1250倍のヨウ素
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1548168&media_id=2


●チェルノブイリ化する福島原発事故

http://uskeizai.com/article/192552115.html#more

サイエンス誌 New Scientistは、福島原発事故の放射性物質拡散はチェルノブイリ原発事故レベルに近づいていると報じている。

オーストラリアの研究者は、核実験特定のために世界中に設置された放射能検出ネットワークで調べた結果、福島原発が放出したヨウ素131はチェルノブイリの73%、セシウム137は60%まで達していると示している。


両者の違いとして、チェルノブイリ事故は爆発によって核燃料を含めた放射性物質が大量に拡散したのに対して、福島原発は核燃料溶融によるヨウ素やセシウムなど揮発性の放射性物質のみに限るとしている。

国連科学委員会のクリック氏は、チェルノブイリでは福島よりも強烈な放射能物質を広い範囲に放出したが、最も健康を害したのはヨウ素とセシウムにあると指摘。そして、他の物質とは違い、ヨウ素とセシウムは風によって広範囲に拡散するという。

さらに、核燃料の破損が起きていれば、揮発性の核物質が拡散する。福島原発には使用中・済みの核燃料は1760トンあり、チェルノブイリはたったの180トンしかなかった。

Source: New Scientist

福島原発事故によって、原子力発電が「ここまで危険だったのか」と思い知らされたと思います。

福島原発は「チェルノブイリみたいに爆発がおき、大量の放射性物質を拡散した」のと違うから、チェルノブイリと比較するのは馬鹿げているとよく聞く。

しかし、今回の記事を読むと、福島原発の深刻さはチェルノブイリと比較するほど深刻になっているのだ。

チェルノブイリでの周辺住人に最も健康の被害を与えたのは、ヨウ素とセシウムということ。これは福島のように核燃料破損が起きていれば拡散するので、決して安心とはいえない。

さらに福島原発の核燃料はチェルノブイリの約10倍も存在する。この途方もない核燃料の多さに愕然とする。

ヨウ素131の半減期はたったの8日だから影響は少ない言われるが、ではなぜチェルノブイリで最も健康を害したのか?

地上に降り注いだヨウ素131は微生物、野菜、動物などに吸収され食物連鎖によって生物濃縮されていく。それら濃縮された野菜や牛乳、肉などを摂取すれば、人体へ重大な影響を与えるということだ。

だから、政府やテレビがいう「微量だから安全」というのは、あまり信じないほうがいい。

「ただちに健康被害ない」というのは当たり前で、甲状腺ガンへの影響は10年後の話。

そして、恣意的に政府が食品や水に含まれる放射性物資の安全基準を緩和するのは国益かもしれないが、国益が必ずしも個人の健康が守られることではない。

成長期の乳児や子供への食は、十分を気をつけなければならない。



●【原発問題】 福島原発危機、数か月続く可能性 仏IRSNが見通し [3/26 12:27]

1 :うしうしタイフーンφ ★:2011/03/26(土) 17:53:12.93 ID:???0

★福島原発危機、数か月続く可能性 仏IRSN 2011年03月26日 12:27 

【3月26日 AFP】フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は25日、
地震と津波で深刻な状態に陥った東京電力福島第1原子力発電所1、2、3号機の「先行きは不透明」で、このような状態は「数週間、あるいは数か月」続く可能性があるとの見通しを示した。

 IRSNは、3号機の圧力容器で放射能漏れが生じた場合を想定して、
今後考えられる環境汚染のいくつかのシナリオを検討した。

 3号機では今週、黒煙が上がったが、IRSNによると黒煙の原因の1つとして、
コリウム(炉心溶融物)とよばれる放射性のスラグが格納容器のコンクリートと化学反応した可能性が考えられるという。

コリウムが格納容器のコンクリートの床や、その他の放射性物質を封じ込めるための設備を溶かしてしまえば、 放射性物質が土壌を通じて環境に放出される危険性が高まるという。

東京電力(Tokyo Electric Power Co.、TEPCO)は25日3号機の圧力容器が損傷を受けている可能性があると述べた。経済産業省原子力安全・保安院(NISA)の西山英彦(Hideyuki Nishiyama)審議官も、原子炉が損傷を受けた可能性が高いと述べている。

(c)AFP http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2792610/7005562


●福島原発に関する報道(3.25)

コラム / 2011-03-25 10:50:57

スウェーデンでの3月25日(金)朝のニュース

以下は、SR、DN、SVTの報道をまとめたもの
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東京電力は、3号機の炉心の圧力容器が損傷した可能性があると発表した。3号機ではプルトニウムを含む燃料が用いられており、これまでの修復作業においても懸念が大きかった。圧力容器の損傷は、周囲への深刻な放射能漏れを意味することになるかもしれない。

この情報に対し、原子力安全保安院は「容器が損傷したという理解を裏付ける情報は得られていない」とコメントしたという。

日本政府は、福島第一原発から30キロ以内に住む住民に対し、屋内での待機ではなく圏外への退避を呼びかけた。原発から北西30キロの地点で、年間の通常の放射線量を上回る放射線が検出されたと、政府は発表している。政府は住民が自発的に圏外へ退避してくれることを期待しているが、いずれ退避命令に切り替えられる可能性も否定できないとしている。

日本の当局によると、東京で栽培された野菜からも基準値を上回る放射能が検出されたという。検出されたのは小松菜からであり、1キロ当たり890ベクレルのセシウムが検出された。国が定める基準は500ベクレルである。

日本の原子力安全保安院は、今回の事故の深刻度のINESスケールによる分類について「レベル5からレベル6に引き上げる可能性も、今の時点ではまだ捨て去ることはできない」と発言している。

東京から中国東部へ飛行機で入国した2人の乗客が、到着後に現地の病院へ運ばれた。中国当局は、「基準を大きく上回る放射線が検出されたため」としている。
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この「3号機の炉心の圧力容器が損傷」について、私は水素爆発などで圧力容器がダメージを受けたことを言っているのかと思っていたが、下の記事を見るとどうやらそれだけでなく、溶けた燃料棒が圧力容器の底に溜まって高熱を放っており、それが圧力容器の底を突き破った(かもしれない)ことを言っているようだ。これが本当であれば、大規模なメルトダウン(炉心溶融)に発展する可能性もある。

下の記事はSvDのもの
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原子力安全保安院によると、3号機の炉心の圧力容器が損傷を受けた可能性があるが、これまでに集められたデータからはそれを裏付けることができない、と述べている。原子力安全保安院はさらに、原発内の配管や換気システム、使用済み燃料の貯蔵プールなどの他の箇所も損傷した恐れがある、と述べている。

スウェーデン放射線安全庁の専門家はこう見解を示している。
「既に燃料棒の一部が溶融していることは分かっている。圧力容器内に水を半分近くまで注ぎ込んでいるのに、容器の底の温度が高止まりしているからだ。つまり、溶けた燃料棒が底に溜まっているということだ。」

しかし彼によると、現時点で発表されているデータを見る限りでは、溶けた燃料棒が圧力容器の底を高温によって突き破ったことを示すデータは見当たらない、という。

「しかし、それが本当に起きていても、データに現れるまでには時間がかかる」と彼は付け加えている。「つまり、燃料棒が大きな損傷を受けているため圧力容器までも損傷を受けた可能性はあるが、それがまだ実証できたわけではない、ということだ。」

圧力容器が損傷を受けた場合、それを覆っている格納容器が重要になってくるという。
「3号機の格納容器については、3月24日に日本政府は『損傷なし』と発表している。」
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なお、圧力容器と格納容器については、朝日新聞の次の図解を参照のこと。



●隠されていた真実(発表)
1250.80倍

福島第一原発の南放出口で検出された放射性ヨウ素が、基準限度を1250倍も超える濃度だったと原子力安全・保安院が発表しているのです。

今までもこのような数値は検出されていましたが、一両日中に米軍の電子偵察機であるU2、スパイ衛星等が撮影、分析した写真・数値を米国が公表すると日本政府に通告したために、つじつまを合わせる為にこのような「異常値」を慌てて公表してきているのです。


●把握していない事態が起きている可能性がある

今回の作業員の被ばくですが、専門家はマスコミには「直接的に」明らかにしていませんが、原子炉がメルトダウンを起こしており、非常に危険な状態にあると指摘しています。

「タービン建屋で溜まっていた水には<390万ベクレル>(1立方センチあたり)と非常に高濃度が検出されており、しかも検出された<ヨウ素131>、<セシウム137>を高濃度に含んでおり、これは核燃料棒の中にしか含まれておらず、核燃料棒がメルトダウンしていると見るのが自然となっているのです。

元京都大原子炉実験所講師の小林圭二氏は以下のように述べています。

注水で使用済み核燃料プールの水があふれて破損した建屋からこぼれ出し、地面や建屋内を伝ってタービン建屋にたまった可能性もあり、「プールの燃料が破損していることを示しているのではないか」としており、水に含まれた放射性物質は核燃料から漏れ出したと考えられる。

沢田隆・三菱重工原子力技術センター部長は以下のように述べています。

『今は原子炉格納容器の蒸気を抜くベントをしていないので原子炉から漏れ出てくる経路は考えにくい。もし原子炉から漏れた水なら、把握していない事態が起きている可能性がある』と指摘。
含まれる放射性物質の種類と量を詳しく調べればどこからきた水かが分かるという。

今、原子炉がどのような状況になっているのか、誰もわからない状態になっていますが、日経新聞は以下のような分類をしています。

【1号機】
建屋<×> 使用済み核燃料プール<不明> 圧力容器<燃料棒破損>

【2号機】
建屋<△> 使用済み燃料プール<ほぼ正常> 圧力容器<燃料棒損傷か>

【3号機】
建屋<×> 使用済み核燃料プール<過熱か> 圧力容器<燃料棒損傷か、原子炉損傷の可能性も>

【4号機】
建屋<×> 使用済み核燃料プール<過熱か> 圧力容器<燃料棒なし>

最も危険な状態にある【3号機】はプルトニウムを含む複合燃料を使っており、しかも上記の通り、最も悪い状態になっており、昨日の日経の『今後の可能性』では最悪の場合「手が付けられない状態になる」と指摘しています。

この手が付けられない状態とは、原子炉が暴走し、爆発することですが、そこまで事態を放置すれば、被害は北半球どころか地球全体に及び、日本人に課せられる被害弁償額は数百兆円、数千兆円にも達し、日本人は奴隷のような生活を今後何十年にもわたって送ることになります。




一日経つごとに次々に深刻な情報が海外からもたらされる。

チェルノブイリとは違うと言う話がずっと日本では言われ続けているが、確かに状況は全然違うとは言え、被害規模では着実に迫りつつある。

何しろ4ついっぺんに起こっているからな。貯蔵されていた核燃料はチェルノブイリの実に10倍もある。


>福島原発が放出したヨウ素131はチェルノブイリの73%、セシウム137は60%まで達していると示している。


数日前までは20〜50%ぐらいと言われていたのが、ついに73%にまで達した。
そして制御可能になる目処が全く立っていない。

フランスの原子力安全研究所は数ヶ月は掛かると言う見通しを出している。
ここは当初から日本が発表する事態の数倍の事態をどんどん発表しているが、時間が経つに連れて、完全に彼らの言っていた通りになっている。

現状では放射能漏れを食い止めるのは数ヶ月掛かるのはもう間違いなかろう。
一つの原子炉すらまだ制御出来ていない。
電源の回復、設備の回復を4箇所全部終えるのには途方もない時間が掛かる可能性が極めて高い。

炉内の圧力も高まっているのがあるといい、圧力を下げるために蒸気の放出は避けられず、再び大量の放射性物質がバラまかれる。

また、圧力容器が溶かされ突き破られていたら、状況はさらに困難になる。


海外の報道では、事態の長期化は避けられず、更なる放射能漏れも起こる可能性が極めて高く、原発周辺から妊婦や乳幼児を避難させない日本政府は国民を見捨てたと書くところもある。


おいらとしてはそろそろ次なる「想像を超えた事象」に備えようかなあと思いつつある。

ここ数日海外からはかなり深刻な話がどんどん出てきているんだけれど、それとは逆に日本ではどんどん原発問題の報道が減り、大丈夫、問題無いが繰り返されてきた。

物凄い楽観的空気が今日本を支配している。

ここでそんな日本人たちの楽観的想像を遙かに超えた事態が襲ってきたら、相当な混乱が起きるだろう。
何の心の備えなくその混乱に巻き込まれると、こちらも冷静さを完全に失うおそれがある。

正直、今は政府・東電の日本での発表は一切信じないことにしている。

政府・東電の発表を受けて、海外の機関が自分たちの観測結果と突き合わせた後の分析のみ信じる。複数のチェックを経てからでないととても信じるに値しない。
日本のマスゴミじゃチェック能力が無いのでこれも基本信じない。

原発問題で突発的に最悪のことが起こると株とかまた暴落するからな。
とにかく今は常に最悪を想定し備えるとしよう。


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