中学教員になったところから…
中学生なら道理も分かるし、人格の形成期であるので大人の分別も有るだろう、なんて甘く考えた私が馬鹿だった!
中学生とは社会理解は小学生並、ところが自我の確立の時期なので「俺がっ!私がっ!」と自己表現の真っ最中。つまり「自己認識は混沌たる子供のくせに、自我の生成期なので自分は1個人だと主張する、しょうもない成長時期」だったのである。
年頃のお子さんをお持ちの方はようく分かると思いますが、
この年頃の子供は「世界で一番世界を理解しているのは俺だ!
世界で一番傷つきやすいデリケートな心を持っているのは私だ!」と思っています。
私も出来る限り生徒ひとり一人と会話し、生徒理解に努める一方、子供が「大人」になるための集団的シミュレイションを試みました。
しかし…。
(以下次回)
Ka.
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