そういえば、あれから四十五年経ったのか、それならば私はあの時にあったことを話してもいいような気がしてきた。 四十五年も経てば、記憶も薄れてしまうものだが、あの夜のことは忘れようとしても忘れられるものではない。 そのころ大学生だった私は、夏
時の流れというものは恐ろしいもので来るまでは遅いが来てしまえばあっという間に行ってしまう。去年から今年にかけて実感することが二つあった。一つは私事で恐縮だが、年休消化から定年まで、昨日で定年半年だからあっという間。いま一つはスペーシアXの発
人間という動物は因果なものでこの世に生まれてしまったが最後、100%の確率でいつかは死ななければならない。何てこっただが、受け入れたくはないが受け入れなければならないのだから、神様という奴は罪作りな存在だ。鉄道車両といえども例外でなく、延命更