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日記一覧

「短歌人」3月号に、小池光さんの『思川の岸辺』の評を書かせて頂いた。題して「悲しみの唐突」。『思川の岸辺』は、もう、ごたぶんにもれず、読みながら何度も涙を零したいい歌集なのだが、批評する場合、「泣きました」というだけではすまないので、いろい

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2月は逃げる。
2016年02月25日13:18

【2月は逃げる】2月は逃げる、とはよく言ったもので、もう月末。総合誌の締切がだいたいみんな20日過ぎ。それから、毎週の読売新聞(中部版です!)の選歌と、月末にくる日本農業新聞の選歌、それと、パピエシアンの諸論文、で、いつもながら、ばたばたとし

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【現代詩と短歌の対話】
2016年02月23日18:18

【現代詩と短歌の対話】★先日、ツイッターに流した内容を纏めました。★ちょっとむきになってしまい、大人げないかも。1、現代詩と短歌の対話。それはけっこうなことである。2、が、たとえば、現代詩において「行分け」がどのような意味を持っているのか、

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【短歌会館・短歌大会・表彰式、パネル】21日10時から名古屋短歌会館で。入賞作をもとに小塩卓哉さん、鈴木竹志さん、田中徹尾さんらとパネルディスカッション。三田村広隆さん、外川菊江さん、戸田響子さんら未来会員も来場。選者賞の宇都宮靖香さんは高校2

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【他ジャンルのこと】追記。きのう書いた【他ジャンルのこと】というメモ。いろいろ反応をいただいた。つらつら思うに、「短歌の世界に土足ではいってほしくない」という私の思いは、いままで、そういう「無理解」(斉藤斎藤さん)に曝されてきた故の、ルサン

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【『近代短歌の範型』について】去年11月に出した、拙著『近代短歌の範型』は、その性質上、地味な本(でも自分では大切と思っている)で、多分、多くの人には読んでもらえないだろう、と思っていた。そのとおりで、ほとんどネットで話が出ることもなく、や

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【他ジャンルのこと】
2016年02月18日23:19

【他ジャンルのこと】斉藤斎藤さんがしばらく前にこんなツイートをした。…………………斉藤斎藤 @saitohsaitoh 2月15日短歌みたいにマイナーなジャンルをやってると、他ジャンルのひとの無理解にさらされつづけるから、逆にこっちが他ジャンルを論じるときは

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【時評の書き方】
2016年02月17日10:30

【時評の書き方】「うた新聞」2月号の吉川論集に対する染野太朗さんの文章。それから、「塔」2月号の花山周子さんの時評。どちらも時評の書き方について述べていて興味ぶかい。染野さんは吉川さんの時評について、賛否両論についてバランスが取れていて、激

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パピエ・シアン2月号
2016年02月15日23:32

【パピエ・シアン2月号発送】きのうはパピエ2月号の発送。今月の特集は「同人誌論」。私は最近の数ある同人誌のなかで、「穀物2」ととりあげ、若い人たちの歌について10枚ほどの文章を書いています。「相良宏の青春」は14回目。不如意の進学をした19

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夏韻集・新メンバー
2016年02月14日23:26

【夏韻集新メンバー】先月2名の新メンバー、新原繭さん・桐山いく江さんを迎えた夏韻集(大辻欄)。4月号から誌面に登場します。今月は4名の新メンバーがはいってくださいました。若い(30代?)方から、50代くらいの方まで男女2名ずつ。こちらは5月号

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朝、大学の授業がないので11時前まで寝てしまう。ひさしぶりの大朝寝。それから急いで、プリントを作り、近鉄で四日市のじばさん三重へ。伊勢歌話会。今回は四日市巡業。夏韻集の斎田眞希さん・七澤敏子さん、岡井欄の平岡ゆめさん。それに地元歌会初登場の

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きのうは、1時間年休をもらい、京都のこども未来館へ。第121回の神楽岡歌会。先日、岡井さんをかこんで特別歌会をしたばっかりなので、なんか、久しぶり感なし。冒頭、先日の会の岡井さんからの感想のお手紙の話し。丁重にお礼のおハガキを下さるところが

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現代短歌3月号。
2016年02月13日00:57

【「現代短歌」3月号】本日発売の「現代短歌」3月号に私の「鷗外の顎骨」20首が載っています。また拙著「近代短歌の範型」の書評が吉田隼人の筆で書かれています。ストレートな思いが伝わってくる評文です。濱松さんの時評も力作。よかったらお読みく

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【「未来」4月号・夏韻集・選歌】きのうから4月号の選歌。最近、夏韻集には、つづけて若いメンバーが参加してくれてうれしい限り。4月から新メンバー2人。卒業生4人をふくめると40名ちかい選歌欄になった。そのなかのひとりは、かつてBS短歌でお会い

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【栄中日文化センター】光の春で、町はあかるい。でも空気はまだとっても冷たく、いかにも2月初旬。朝10時半に家を出て、名古屋へ。1時から栄中日センターの講座。本来第2日曜なのだが、来週、ちょっと地元の用事でいけないので、今日は変更してもらう。

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新淀川歌会。
2016年02月06日21:16

【新淀川歌会】今日は皇學館大學もなく、朝寝をしてやるぞ、と思ったが、8時半ごろ起床する。10時半に家を出て、大阪。神楽岡歌会。今回も初参加の男性2名を加え、バラエティーに富む。新集・ニューアトランティス米田欄・岡井欄・道浦欄・加藤欄・大辻欄

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【相良宏の講演・校正】去年の10月に明治神宮でやった相良宏の講演のテープおこし原稿の校正をやっと終了。5月には冊子となって、明治神宮で配布するらしい。ページ数は60ページくらいになりそう。ちょっと厚い冊子になる。原稿用紙にすれば、100枚くら

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英語の題名、つづき。
2016年02月05日10:48

いろいろな方からアドバイスをいただき、Dilemmas of contemporary tanka poems---How tanka poems have faced the days after the 3.11 catastrophe?にしました。なんかかっこいいです!ようわかりませんが。「龍谷哲学論集」第30集という論集に載るそう

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英語の題名。
2016年02月02日11:32

【英語の題名】きのう母校の哲学科に送った原稿の件、哲学の論集に載せるので英語の題名も知らせてくれ、と言われる。日本語題名は「戦後短歌のアポリアー3・11以後の短歌の状況について」というのだが、これを英語に直すのに、 英語力にとぼしい私は四苦八苦

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【岡井先生を迎えて神楽岡・豊中講演・哲学論文?】土曜と日曜のこと。土曜日は、9時半から伊勢クラブ。今年はじめての会だが、わきあいあいと進む。今回はちょっと解釈に迷う歌がいくつかあった。短歌というものは、 具体的な人間関係を説明するのは苦手な

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