小説 紅蓮 100 翌朝、検温や回診が終った頃、佳代子が訪ねて来た。いつもと様子がおかしい。悩みと迷いで助けを求める表情になっている。「なにかあったの?」「別に」「まぁいいや、外へ出ない?外って言っても屋上だけど・・」 俺は松葉杖を取り、病
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