歩を進めると、暗がりの中足元にじんわりと明かりがひろがる。脳内散歩。一足ひとあし、ゆっくりと確かめるように歩いてゆく。脳の中には今まででの見聞き感じた事柄がすべてきちんと保存されていた。微弱な電流が流れるたび、過去の諸々がその姿を現す。今更

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なあんか、おもしろいことないかなあ…と、ヘン顔をしてみる。たしかに「ヘン」である。ヘンではあるが、「おもしろいこと」とはその面白さではない。雨粒が頬にあたる。本日梅雨入りとのこと。まあ、なにがあっても季節は順当にめぐってやって来るものです。

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