イルカ形の小さなネオンが夜闇に青く円弧を描き簡素な扉の向こうには幾人かの常連客交わされるのはどこにでもある言葉どこにでも咲ける強い花ふと湧き上がる笑い声乾いていたり 湿っていたりありふれた言葉で満たされるっていいよね履き慣れた靴でどこまでも
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何かのせいにするみたいだけど罪な美しさというのは至るところにあって世界が美しいから愛が生まれ執着と化し争いが生まれ熱狂をまき散らし命はいっそう輝き世界をますます彩るこんな美しい世界で毎日つまらなそうに暮らす僕を見たらあの頃の僕は笑いあの頃の
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