幼いころ母親に連れられ、川口駅によく出た。今思えば50年近く昔の事だ。その頃はまだ、キューポラの煙のなか、ディープな昭和にあふれていた。競艇場行きバス乗り場前にいた予想屋の短い赤鉛筆。旧青線へ続く道のネオン。半ズボンの足に吹き付ける未舗装道路
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