「人生の主人公は自分」ってよく言うけど、主人公って悲劇に見舞われたり、バッドエンドがあったりするじゃん。だから本当は「人生の演出家は自分」って考えた方が良い。
「さあ、切符をしっかり持っておいで。お前はもう夢の鉄道の中でなしにほんとうの世界の火やはげしい波の中を大股にまっすぐに歩いて行かなければいけない。天の川のなかでたった一つの、ほんとうのその切符を決しておまえはなくしてはいけない」「もう僕はほ
自己存在への気付き。そしてそれがそのまま他者へのまな差しの変化につながる。自分を愛せる人は、他人(ひと)も愛せる。
数学は問いに答えを出す。物理モデルは世界を語るだろう。しかし存在の謎は、そもそも問うことが不可能なのである。「わたしはなぜギリシャ人ではなく日本人なのだ」と言ってみても、「それはおまえがギリシャ人ではなく日本人だからだ」と答えるしかない。存
終わった〜。かなり良かった。糸ちゃんがどうなってしまうのかずっと気がかりだったけどあんな出方をするなんて!何度目の落涙だろう。久しぶりの嬉し泣きだった。このドラマはホームドラマ的な軽いノリと、現実の持つ毒々しさ、両方を同時に示していたように
涙腺爆発の回だった。ばあばの死の描写がリアルで、一言ひとことに重みがあった。今回いちばんグッと来たところ。ばあばが死を迎えてみんなが集まってる。その時麦野くんがカホコの手をとって励ますのかと思いきや、手をとらない。ゆっくりと出した手を引っ込
万葉の池今狭し桜影大いなる春の月あり山の肩夏祭り髪を洗つて待ちにけり風鈴に黍畠(きびばたけ)より夜風かな金魚掬(すく)う行水の子の肩さめし新茶汲むや終りの雫汲みわけて草むらや露草ぬれて一ところしろじろと花びらそりぬ月の菊初秋の土ふむ靴のうす埃障