前回の日記に、思想運動に行ってみると先入観を裏切られて面白かったと書いたけれど、そういう思い出を書いておきたい。前に一度書いたと思うが、田中角栄の秘書の早坂茂三が死ぬ前に渡辺恒雄と対談し、今の日本共産党なら離党しなくて良かったと笑い合ったと

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文学界の苅部直と与那覇潤の対談で加藤典洋に触れられていた。加藤の敗戦後論と苅部の光の鎖国和辻哲郎は同じ頃に出たが、その二つに触れて、ナショナリズム復活の危険な動向と論壇時評で評された、と苅部が語っていた。絵に描いたような話で、まあ論壇時評と

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また、前回の日記の続きですもう20年も前のことになるが、新宿ロフトプラスワンの連合赤軍事件シンポジウムに行ったことがあった。小学生の頃の印象が鮮明で気になる事件だった。また、大学同級生のＨiに久しぶりに会った折、Ｉは自殺したと聞いた。それで、

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