最初のPrincipiaとの出会いのきっかけになったのは、ラッセルの『数理哲学序説』(1954岩波文庫、既に1942に弘文堂から出版されていた)と大学2年の夏休み前に図書館で見つけた彼のThe Principles of Mathematicsだった。どんな風に読んだのかはっきり覚え
大学2年の夏休み前に図書館で見つけたのがラッセルのThe Principles of Mathematicsだった。どんな風に読んだのかはっきり覚えていないのだが、数学についての哲学とはこのようなものだと思ったのは確かで、同じ頃に読んだ田辺元の『数理哲学研究』との落差