毎年、文春から「文藝手帖」が届く頃になると、年の瀬を感じる。これは巻末に作家やマスコミの連絡先が記してあって、関係者には便利な手帖である。ぼくは長年愛用している。昔は本屋で市販していたが、いまは非売品で関係者にしか出回らない。ぼくはいつも文
昨日は京橋のart space askの「萩原朔美映像展1971年〜2018年」に出かけた。萩原朔美さんはもちろん萩原朔太郎の孫で映像作家で前橋文学館館長。寺山修司の天井桟敷の演出家で役者でもあり、サブカル誌「ビックリハウス」の編集長でもあった、実に多面的な人