いつもよりちょっと遅く始まって早く終わる感じですね。301号室の位置についてはこちらを参照してください↓
日仏学院を手前の入り口から入って坂を上ると、向かって左側に Rive Gauche[リヴ・ゴーシュ]という本屋さんがあって、右側が受け付け及びメインの校舎になります。で、その左手の本屋さんの手前に透明のドアがついた建物があって、その先が螺旋階段になっています。その階段を上った3階に301号室があります。
ごくごく簡単に要約すると、ヘンドリクスさんは1971年オランダ生まれで、アムステルダムとグローニンゲンで美術を勉強。1991年以降、「Iris(イリス)」、「Incognito(インコグニート)、「Chaos(カオス)」、「Zone 5300(ゾーン 5300)」といった小さな雑誌を舞台に作品を発表、1994年には最初のアルバム『Jan Van Klaveren(読めん…)』を出版しているそうです。「Tomoyo(トモヨ)」シリーズは1995年から出版されていて、ari さんが教えてくださったサイト(http://www.stripster.nl/cgi-bin/link/2frames.pl?http://www.stripster.nl/Auteurs/H/Hendriks-M/_biblio.htm)によると、7タイトルが既に出ているようですね。このうち有名なのが『Hong Kong Love Story(ホンコン・ラブ・ストーリー)』と『Ikayaki(イカヤキ)』だそうで、Lambiek.netによると、Het Stripschap(読み不明… オランダの出版社でしょうか…)の2000年最優秀アルバム賞を受賞しているとのこと。国際的な知名度については詳しくわかりませんが、本国のオランダおよびイギリスで作品が出版されているようで、フランスでも L’Association(ラソシアシオン)から出ている『Comix 2000』(これ、日仏にあるようなんですが、まだ実物を見ていません…)で紹介されている(Lambiek.net情報)のと、La Cafetière(ラ・カフティエール)という出版社から1999年に『Fighterpilot !(ファイター・パイロット!)』が2巻本で、Vertige Graphic(ヴェルティージュ・グラフィック)から2004年に『Hong Kong Love Story(ホンコン・ラブ・ストーリー)』が、それぞれ出版されているようです。『Fighterpilot !(ファイター・パイロット!)』は、太平洋戦争中に出会った敵国同士の2人の兵士が、深海に棲む動植物に対する関心という一点で結ばれ、友情を育むが…というストーリー。『Hong Kong Love Story(ホンコン・ラブ・ストーリー)』は、映画撮影で香港を訪れた日本人女優のトモヨがそこで出会ったベルギー人俳優のToto(トト)と恋に落ちるというもののようで、ただ、その映画が取材している戦時中の時間が彼女の日常に闖入してくる模様… ここにやや長めのレビューがあるんですが(→http://www.parutions.com/pages/1-16-42-4829.html)、要約が簡単すぎてよくわからん… 『Hong Kong Love Story(ホンコン・ラブ・ストーリー)』はまだ普通に買えるようですが、今回は時間がなくて間に合いませんでした… うーん、残念…
ということで、そのマーク・ヘンドリクスさんが参加してくださいますので、皆さん、ぜひお話を聞きにいらしてください。ご自身の作品のこと、オランダを含めたヨーロッパの漫画事情、どういった漫画体験をなさってきたのかなどなど、いろいろと質問してみたいと思っています。ヘンドリクスさんはオランダ語と英語をお話になるそうですが、今回は ari さんが通訳を務めてくださることになっています。ari さん、よろしくお願いします!
もちろん、自己紹介や資料を閲覧する時間も設けますので、皆さん、いつもどおりぜひいろんなBDや資料を持ってきてくださいねー。
* 画像は左および中が『Hong Kong Love Story(ホンコン・ラブ・ストーリー)』フランス語版の表紙およびワンシーン、右は『Fighterpilot !(ファイター・パイロット!)』のワンシーン。
>ari さん
通訳お疲れさまでした! 大変助かりました。『hong kong love story』をお2人の滞在中に翻訳できるように頑張ります。完成したらご連絡しますね。
>Father U さん
お疲れさまでした! オランダというあまり漫画的にはメジャーでない国の事情を垣間見ることができて、面白かったですね。『フランカ』、持ってきてくださってありがとうございました。2次会でも、めちゃくちゃ盛り上がってましたね(笑)。今後もこういう機会を持ちたいもんです。いつかぜひ世界の漫画事情を紹介してください!