プログラム: シャリーノ : チェロソロ曲 渋谷由香 : ポケットの中の風景 I-b (flute,viola da gamba) 木下正道 : サラの日記 (soprano,flute,cello) シャリーノ : La perfezione di uno spirito sottile (flute,soprano)
soprano 松井亜希 flute 大久保彩子 cello,viola da gamba 多井智紀
前売り予約・お問い合わせ: largetamtam@gmail.com
主催:木下正道 後援:ミュージックスケイプ 2008年に開催し、大きな反響を得た「サルヴァトーレ・シャリーノを聴く 」の続編を開催いたします。今回はフルートと歌のための40分に及ぶ大作 "La perfezione di uno spirito sottile" を軸に、チェロの小品と日本の新作をお送りいたします。フルートはマリオ・カローリ(シャリーノと密接な交流があり、CDも制作しているイタリア人フルーティスト)にも学んだ大久保彩子さんを迎え、言わば「直伝の味」を堪能していただきます。また昨年の「vanitas」の演奏で、まさに宙空から降り注ぐかのような素敵な声を披露した松井亜希さんを歌に、最初のソロから最後の長いグリッサンドまで聴衆の耳をまさに釘付けにした多井智紀さんをチェロに迎えることができました。シャリーノの世界を、まさに「くぐり抜けた」若い演奏家たちの、手慣れつつも瑞々しい表現を期待できるところです。 また今宵参集する演奏家のために、2つの作品を準備いしました。 一つは、昨年11月の私の企画で好評だった渋谷由香さんの作品を、リコーダーをフルートに改訂した作品を演奏いたします。もう一つは、私自身の新作で、長いチェロのソロに、歌とフルートがそっと添えられるような作品です。これらの比較的静かな作品たちが、シャリーノの独特の沈黙の世界に絡められつつ、演奏会を組み立てて行きます。 日本の若い世代の演奏家たちの、確かな技術と旺盛な探究心と音楽へ賭ける熱い情熱が、響きと雰囲気に恵まれた淀橋教会・小原記念チャペルの中で、静謐さと狂気と伝統と現代が綯い交ぜになったシャリーノの世界を、見事に描き出してくれると確信しております。皆様のご来場を心よりお待ちいたしております。