多摩川ニュース配信
春満開！！　「マルタウグイ」産卵ピークを迎える！　

マルタウグイが今年の産卵ピークを迎えました。
大変に急な告知ですが、マルタ産卵撮影会を実施します。
大きなマルタが目の前で産卵する写真を撮ることができます。
ご興味のある方はどうぞご参加下さい。
中州に渡りますので必ず胴長が必要です。
胴長をお持ちでない方はご相談下さい。
安全装備のライフジャケットはご用意します。

場所　川崎市多摩区布田　二ヶ領上河原堰付近
集合　川崎市多摩区稲田堤　多摩川河川敷　京王線鉄橋下２００メートル　
　　　河川敷の無料駐車場を用意します。
　　　（７時〜７時２０分の間のみ自動車入場可　退車はイベント終了後となります。）　
日時　４月８日午前７時集合　

サクラの開花と共に多摩川の水の中にも春が訪れています。
確認したマルタの群れは４０〜５０?の群で１００〜２００匹が水しぶきを上げています。
４月６日の調布堰解放で一気に遡上を開始し、産卵行動を行ったようです。
産初期のため産卵活動は早朝のみだが、次の大潮前後には日中でも行うようになります。
産卵群は他にも二ヶ領宿河原堰下や、その下流の瀬でも数千匹の群れを確認しており、今後の産卵が期待できます。
マルタウグイの産卵シーンは多摩川でもっとも観察し易い魚の一つです。
水深１０〜２０センチの流れの速い瀬でバシャバシャと派手に水しぶきを上げていますから、どなたでも簡単に見つけられます。
まるでサケを彷彿させるような大きな魚体は６０センチを超えるものもいます。
まだ見たこと無い方は、ぜひ見に来てくださいね。
海から遡った「春一番」は迫力満点ですよ！
ぜひ多摩川の春を満喫して下さい。

※女子高生でも簡単に連れます。



マルタ（俗称マルタウグイ）は東京湾を南限とした内湾、近海に棲息しています。
早春の頃、産卵のため川を遡り、桜の咲く頃に浅い瀬で産卵します。
産卵を終えた親魚と孵化した稚魚たちは親子共々海へ下り成長します。
東京湾が汚れても多摩川が汚れても棲息できなくなり、環境の良い川と海を行き来する魚です。
多摩川のマルタウグイは高度成長期に川が汚れた時期に、アユよりも先に姿を消した魚です。
昭和の終わり水がきれいになり始めた頃に、以前を知るお年寄りからマルタウグイの復活を望む声が出ました。
それを受けて川崎河川漁業組合で平成元年から平成１６年まで毎年マルタウグイを５００キログラムから１．５トンの間で放流を続けました。
多摩川に放流されたマルタは多摩川で卵を産み、親子共々海に下る。
放流を続けて３年目くらいから、海からマルタウグイが卵を産みに多摩川へ戻ってくるようになったことは、活動した面々にとってこの上ない喜びとなっています。

問合せ先
山崎充哲
〒２１４−００３８川崎市多摩区生田７−２５−１
電話044-933-3220・携帯090-3209-1390
メールアドレス mlc54407@nifty.com

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日本魚類学会員
東京都レッドデータブック選定委員
川崎河川漁業協同組合 総代
淡水魚類・魚道・外来魚類　研究家
おさかなポストの会　代表　設置／運営／管理／里親学校指導
ガサガサ水辺の移動水族館 代表
川崎市総合教育センター理科支援員等配置事業 特別派遣講師
稲田多摩川観光協会
多摩川リバーガイド
ＮＧＯ 水辺の安全教育委員会　代表
美しい多摩川フォーラム 運営委員
株式会社建設技術研究社 環境部　代表
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●生物調査全般●企業環境CSR事業 提案・支援●生物多様性対策
●環境社会貢献活動支援●自然環境教育学校等出前授業●自然観察会
●自然環境ふれあいイベント／学校・幼稚園・環境フェア等
●生物多様性に関する企業・学校向けセミナー・シンポジウム講演
●バードウォッチング●フイッシュウォッチング●水辺の生き物探検隊
●学校・工場／企業敷地・河川・田んぼのビオトープ設計・施工・管理
●ホタル・メダカ・トンボ・カワセミ・カブトムシ　復活・保全ビオトープ　支援・設計・施工・管理
●企業所有地における生物生態調査
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ホームページ 今年のイベント予定を見ることができます。
http://homepage2.nifty.com/gasagasaaqua/

政府インターネットテレビ 子ども放送局にて活動紹介中！
http://www.niye.go.jp/kodomo-bs/ch_program.php?progid=24

『ガラスの地球を救え』外来魚問題
http://www.youtube.com/watch?v=UxQgUsdZlo4