mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

開催終了求む!!!賛同★

詳細

2010年02月02日 22:03 更新

女性自衛官の裁判を皆さんはご存知でしょうか。
わたくしはずっと気になっていましたが、メーリングリストで情報を入手したので、
ここにお知らせいたします。
既にご存知の方も、改めてご覧になって下さい。
そして、何が問題か。
この99条に引き合わせてお考え下さい。


いよいよ証人尋問に入ります。「女性自衛官の人権裁判」を支援してください!
(「女性自衛官の人権裁判通信」2010年1月発行より)

〜〜〜〜〜証人尋問予定〜〜〜〜〜〜

■2月4日(木)  10時30分〜12時 
           被告主尋問・反対尋問
■2月18日(木) 11時〜16時30分
           S隊長・O小隊長に対する主尋問、反対尋問
■3月4日(木)  10時30分〜16時
           原告本人への主尋問・反対尋問


 2008年5月8日、札幌郊外の航空自衛隊基地に勤務していた原告(事件当時20歳)は、
性を蹂躙され人権を踏みにじられた中から、自らの尊厳の回復を求め、
現職のまま自衛隊を相手に裁判を起こしました。
弁護団と支援する会は、原告に共感し、たたかいを支えるために全力をあげてきました。
全国津々浦々から激励やカンパ、法廷傍聴などの支援が寄せられました。
心よりお礼申し上げます。

 当初、国側は、性暴力について「不知」と答弁し、事実を語らない態度をとりました。
ところが第4回弁論から一転して、合意のうえでの行為だったと主張してきました。

 以来、原告と弁護団・支援する会は、裁判の取り組みのうえでも、
職場での日々の仕事や生活のうえでも、様々な困難に直面しつつ、それを乗り越えてきました。

 その甲斐あり、2009年11月16日には、裁判所(3人の裁判官)が、
実際に基地の現場を見に行くという、大きな前進を勝ち取りました。
セクハラ事件の審理のために裁判所が自衛隊基地に入ったのは、
全国的にも歴史的にもおそらく初めてでしょう。

 そして、今年に入り、集中的に証人尋問が実施されることになりました。
 皆様の支援をお願いするとともに、裁判と活動を支えるカンパもお願いします。

       2010年1月  女性自衛官の人権裁判を支援する会
                 共同代表 竹村泰子 清水和恵 影山あさ子
                 女性自衛官人権裁判弁護団事務局長   佐藤博文

裁判はいずれも
・札幌地方裁判所(大通り西11丁目)7階701号法廷(35人ですが、報道席含む)
※2月4日は傍聴の抽選がありません。
10時から入廷できますが、前の裁判がありますのでお静かにお願いします。
※原告の証人尋問に際しての配慮の要請を裁判所にします。
 一番最後が、原告にとって最もつらい性暴力被害そのものが中心の尋問となります。
 どうすることが一番彼女を支えることになるのか、みんなで考えたいと思います。

◆ 報告会は、2月4日、18日は、裁判終了後すぐ
・弁護士会館(北1西10)5F 会議室

◆3月4日は、直後の報告会は持たず、
「自衛官の人権裁判シンポジウム」を開催します
・18:30〜
・札幌市教育文化会館(北1西13) 研修室301

これで裁判はあらかた終了となり、細かい補充を経て、結審、判決となります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【別添1】
女性自衛官人権裁判弁護団が主催する「自衛官の人権裁判シンポジウム」のお知らせ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(重複ご容赦)(転送歓迎)

 3月4日(木)は、注目すべき2つの自衛隊裁判があります。

 1つは、横浜地裁で係属中の海上自衛隊護衛艦「たちかぜ」のいじめ自殺事件につい
て、札幌地裁小樽支部で艦長の証人尋問が行なわれます(午後1時30分〜3時)。

 もう1つは、札幌地裁で係属中の航空自衛隊基地における女性自衛官セクシュアル・
ハラスメント裁判の原告本人尋問です(午前10時30分〜午後4時)。

 いずれも、この日で証拠調べを終え、今後は結審(最終弁論)、判決言い渡しとなる
見込みです。

 当日は、他の裁判を含め、全国から関係者が札幌・小樽に集結します。折しも、国会
では、自衛隊員に対する人権侵害が多発して救済制度の不備が問題になり、「自衛隊
オンブズマン制度」の創設が検討され始めています。私たちは、この機会に、裁判の交
流と意見交換を行います。ぜひ、自衛隊員の実情を知り、裁判を支援していただきたい
と思います。

     ★☆ 自衛官の人権裁判シンポジウム ☆★

    〜真実を解明し、人間としての尊厳の回復を〜

■日時 3月4日(木)18:30より(開場18:00)

■会場  札幌市教育文化会館 研修室 301
       中央区北1条西13丁目 東西線西11丁目駅、1番出口から徒歩5分

■資料代  500円

■内容 
1.裁判報告
海自「たちかぜ裁判」弁護団/同支援する会(06年4月提訴)
空自「女性自衛官人権裁判」弁護団/同支援する会(07年5月提訴)
海自「さわぎり裁判」弁護団/同支援する会(08年8月25日勝訴判決)
空自「浜松基地自衛官人権裁判」弁護団/同支援する会(08年4月提訴)

2.パネルディカッション
「これが自衛隊の実態!隊員の人権を守るために何が必要か」

3.今後の活動についての問題提起

■主催  「たちかぜ」裁判弁護団・女性自衛官人権裁判弁護団

■連絡先 女性自衛官人権裁判弁護団(北海道合同法律事務所)  
     TEL011-231-1888 FAX011-231-3444
      札幌市中央区大通西12丁目

なお、
・「女性自衛官の人権裁判」通信
・あわせて新たな署名とカンパのお願い
をホームページにアップしていますのでご覧ください。
http://jinken07.dtiblog.com/  

【別添2】

女性自衛官人権裁判原告  今年も、どうぞよろしくお願いいたします
(「女性自衛官の人権裁判通信」2010年1月発行より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 私の裁判を応援していただいている皆さんに、心からお礼を申し上げます。
本当にありがとうございます。

 私の裁判も2年が過ぎ、次回からは証人尋問となりました。
まず国側の証人3人を行い、最後に私の尋問が行われます。

 私への尋問では、この裁判のもっとも重要な性暴力についての尋問も行われます。
私は、自衛隊でも検察でも幾度となくこの性暴力について証言してきました。
それを再び話さなければならないと思うと、つらいものがあります。
それだけではなく、国からの反対尋問を60分も受けなければならないということですので、これまでで一番過酷なものになるでしょう。

 しかし、つらいからといってここで逃げてしまったら、
これからも逃げ続けなければいけないと思います。
自分のために、証人尋問という壁を越えようと思っていますので、
皆さんには、傍聴席からではないかもしれませんが見守っていただけたらと思っています。

 早く私の平和で安定した日常を取り戻したいと願っています。

 昨年3月に任用拒否されたことについて、私は、
国に対して、個人情報開示と行政文書開示の請求を行なっています。
決定が先送りされており、まだ開示されていません。
私は、なぜ自分が職場を追われ、
加害者が60日の停職で済まされたのか、その理由を知りたいので、
きちんと情報開示してもらいたいと思っています。

 私は、支援者の皆さんに支えられて、昨年6月から札幌市内で働いております。
職場は女性が多く、裁判をしていることを知っている人もいますが、
平等に接してもらっています。
同僚と食事に行ったり遊びに行ったりしています。
私にとっては、初めて「OL生活」です。

 通信制の大学は、今年4月で4年生となります。
いまは、今年行なう社会福祉実習のための相談援助演習などをしています。
演習では、学生がワ−カ−とクライエントに分かれて、介護の問題から会社でのリストラ、いじめ、セクハラ?などの相談演習を生徒同士でやっています。
友人が出来て一緒に勉強することがとても楽しいです。

 私は、北海道の冬も今年で4回目なので、だいぶ慣れました。
 皆さんのご健勝をお祈りいたします。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

コメント(15)

  • [1] mixiユーザー

    2010年02月02日 22:06

    今件に関わる賛同スタイルは多数・多様です。
    例えば?
    ■2月4日(木)  10時30分〜12時 
               被告主尋問・反対尋問
    ■2月18日(木) 11時〜16時30分
               S隊長・O小隊長に対する主尋問、反対尋問
    ■3月4日(木)  10時30分〜16時
               原告本人への主尋問・反対尋問


    ご興味があったり、お近くにいらしたりしたら、
    ここに傍聴に行く!
    ?応援メールを送る。
    ?カンパする。
    ?署名する。
    ?集会に参加する。
    ?99条に即して考えてみる。
    ?その他色々…。
  • [2] mixiユーザー

    2010年02月02日 22:07

    札幌市教育文化会館 研修室 301他と、上記の開催場所に明記しましたが、
    弁護士会館であったり、場所は色々・日程も色々なので、
    ご注意下さい!!!
  • [3] mixiユーザー

    2010年02月02日 22:11

    わたくしは早速応援メールを出しました。
    カンパもしたいと思います。
    以下に送った内容を記します。


    タイトル:女性自衛官に対する人権侵害徹底調査要求署名‏
    差出人: ふぃおり〜な
    送信日時: 2010年2月2日 21:05:15
    宛先: jinken07@hotmail.co.jp

    初めまして,ふぃおり〜なと申します。

    女性自衛官の事が気になっていましたが、やっとこの度メーリングリストでも話題になり、
    このサイトに辿り付く事が出来ました。
    署名やカンパをして支えて行きたい気持ちでいっぱいです。
    今も原告の気持ちを考えると涙が出て来そうです。

    自衛官の職場と言うのがやはり、人権を省みる事のない職場だったのだと想像に難くありません。
    戦場で男女云々と言ってはいられないと言うのが、彼らの正当化だと思います。
    しかしそうした幼稚で後進的な発想をしているような職場の環境を、国の機関から変えていくのが国の役目。
    シッカリとした、国民の代表の目でもって、
    札幌地裁の裁判長も,防衛大臣も、男女共同参画担当大臣も見守りながら、
    対策を講じて頂きたいものです。

    さて、今回の署名は例えば2009年12月時点でいくらになったのかは分かりますか。
    そして送るとしたら、署名の期限はいつまででしょうか。
    ご回答をお待ちしておりますので、どうか宜しくお願いします。

    以上

    ※ このように書きましたので、回答を待ちましょう。
    そして〆切を知ってから署名に動いても遅くないと思われます。
  • [5] mixiユーザー

    2010年02月03日 22:07

    そうなんです,この最終ラウンド。
    わたくしも北海道へ行ける資金があれば、有給使って飛び込んで行くのに…。
    蔭ながら応援したいです!!!
  • [6] mixiユーザー

    2010年02月13日 23:13

    メールが来ましたので、ご報告申上げます。


    RE: 女性自衛官に対する人権侵害徹底調査要求署名‏
    差出人: 女性自衛官 裁判 (jinken07@hotmail.co.jp)
    送信日時: 2010年2月13日 22:56:55
    宛先: ×××

    メール、ありがとうございます。
    温かい励ましのメールがあったこと、原告にも伝えます。


    今回の署名は、4月末日を締め切りとしています。
    これまでの集約数などは、担当者に確認して、改めてお知らせいたします。


    この裁判に関心をお寄せいただき、心から感謝申し上げます。
    3月4日の本人尋問は、原告にとって、最も辛い、長い時間になると思います。


    私たちも精一杯、原告を支えるつもりです。
    どうぞ引き続き、よろしくお願いいたします。


    影山あさ子
    (「支援する会」共同代表)

    ++++++++++++++++++++++++++++++++++
    女性自衛官の人権裁判を支援する会
    (共同代表 影山あさ子・清水和恵・竹村泰子)
    http://jinken07.10.dtiblig.com/
    jinken07@hotmail.co.jp
    〒060-0042 札幌市中央区大通西12丁目
    北海道合同法律事務所気付
    ? 011-231-1888
    Fax 011-281-4569
  • [7] mixiユーザー

    2010年02月16日 07:43

    更にまた追加のお知らせメールが届いたので、以下に記します。


    RE: 女性自衛官に対する人権侵害徹底調査要求署名‏
    差出人: 女性自衛官 裁判 (jinken07@hotmail.co.jp)
    送信日時: 2010年2月16日 0:03:37
    宛先: ×××

    以前の署名用紙は、裁判所宛と防衛大臣宛ての2本立てでした。
    3つになったのは、今回、1月に新しく始めた署名からです。

    お問い合わせにお答えして、お知らせした数字の内容は、「昨年12月までに防衛省と裁判所に、それぞれ提出した署名が17,818筆ということと、1月から集め始めた新しい署名は、2月4日に995筆を裁判所に提出した」ということです。

    よろしくお願いいたします。

    影山あさ子

    ++++++++++++++++++++++++++++++++++
    女性自衛官の人権裁判を支援する会
    (共同代表 影山あさ子・清水和恵・竹村泰子)
    http://jinken07.10.dtiblig.com/
    jinken07@hotmail.co.jp
    〒060-0042 札幌市中央区大通西12丁目
    北海道合同法律事務所気付
    ? 011-231-1888
    Fax 011-281-4569
  • [8] mixiユーザー

    2010年03月09日 21:13

    またも、ご報告メールが届いております♪


    女性自衛官の人権裁判を支援する会より‏
    差出人: marinesgohome@gmail.com (女性自衛官の人権裁判を支援する会 (jinken07@hotmail.co.jp) の代理)
    送信日時: 2010年3月9日 14:54:03
    宛先: jinken07@hotmail.co.jp

    みなさま こんにちは。
    女性自衛官の人権裁判を支援する会・共同代表の影山あさ子です。
    原告本人尋問(3月4日)無事終了しました。
    ご協力くださったみなさん、ありがとうございました。
    (次回は、5月13日(木)13:15〜です。 結審です。)
    辛い事件の記憶を詳細にたどる事になるこの本人尋問が、原告にとって、
    辛い長い日になるであろう事は、提訴の時点から、
    予想されていましたが、多くの皆さまの温かいご支援とご協力に支えられ、
    しっかり乗り越えることができました。
    本当に、ありがとうございました。
    小さい法廷にしていただいた事、衝立の設置、
    随時休憩を入れること、原告代理人席に看護師が着席すること、
    防衛省・自衛隊関係者・司法修習生を原告の視界に入れない事など、
    裁判所にも多くの配慮をしていただけたことは、とても有難いことでした。
    小さい法廷にして頂いた結果、当日は、
    傍聴券が10枚しかありませんでしたが、抽選に並ばれた方は70名を超えていました。
    一人でも多くの支援者を傍聴席に入れるため、抽選に参加してくださったみなさん、
    原告の支えとなる人が傍聴席に座れるようご協力いただいたみなさん、そして、
    原告へ支援を寄せ続けてくださったみなさん、本当にありがとうございました。
    辛い証言でしたが、涙を流しながらも、
    最後まで、しっかりがんばり通した原告の証言は、
    本当に立派でした。
    小樽で海上自衛隊の「たちかぜ裁判」の証人尋問が同じ日に開かれる事を機に、この日の夜は、
    「たちかぜ裁判」「さわぎり裁判」「浜松基地人権裁判」の弁護団・関係者が一同に会する
    自衛官の人権裁判シンポジウムが札幌市内で開かれました。
    日中から、私たちの裁判の傍聴に来てくださった原告・支援者の方々もおられました。
    弁護団にとっても、支援者にとっても、
    もちろん原告にとっても、こうした出会いが、
    また、力になってゆくものと思います。
    今後とも引き続き、ご支援をお願いいたします。

    ★次回公判は5月13日(木) 13:15〜です。
    これで、結審になる見通しです。
    使われる法廷、抽選の有無など詳細は、
    おってご連絡いたします。
    原告の好きなオレンジ色を身に着けて、どうぞ、
    応援・傍聴にお越し下さい。

    ★署名は4月末までに1月末に、支援する会通信を出したときに、
    署名は結審予定の4月一杯を目処にとお願いしましたが、
    そのとおりとなりました。
    頑張りましょう。
    署名用紙は、支援する会のHP(ブログ)からダウンロードできます。
    http://jinken07.10.dtiblig.com/

    ★北海道新聞の記事。 
    ↓↓ 
    わいせつ行為「了解せず」 空自セクハラ訴訟 原告女性証言 
    http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/218825.html

    女性自衛官の人権裁判を支援する会共同代表 影山あさ子

    ++++++++++++++++++++++++++++++++++

    女性自衛官の人権裁判を支援する会
    (共同代表 影山あさ子・清水和恵・竹村泰子)
    http://jinken07.10.dtiblig.com/jinken07@hotmail.co.jp
    〒060-0042 札幌市中央区大通西12丁目北海道合同法律事務所気付
    ? 011-231-1888Fax 011-281-4569
  • [9] mixiユーザー

    2010年03月09日 21:17

    この女性自衛官には、一人の女性として、
    心から拍手したいと思います。
    涙で画面が見れませんが、本当に頑張って欲しいの一言に尽きます。

    署名が集まらないけどしたいと言う方、ご一報下さい!!!
    一人一人の力を大きなモノに結集しましょう♪

    わたくしもパワハラ裁判をする事にしました。
    本訴から始めるので、労働審判ではありません。
    それ相当の覚悟で挑むつもりです。
    半年以上かかると、弁護士に言われています。
    前回のパワハラと違い、勝てる見込みも不透明です。
    しかし、この女性の裁判で励まされました。
  • [10] mixiユーザー

    2010年03月10日 20:55

    みなさま 訂正メールが来ましたので、
    度々すみません。


    [ 昨日お送りいたしましたメールで、
    「署名用紙は、支援する会のHP(ブログ)からダウンロードできます。」
    とご案内しましたが、ブログのURLに間違いがありました。
    以下が、正しいURLです。
    支援する会のページ⇒ http://jinken07.dtiblog.com/
    大変失礼いたしました。
    署名は4月末まで集めます。
    どうぞ、よろしくお願いいたします。

    --女性自衛官の人権裁判を支援する会影山あさ子 ]
  • [11] mixiユーザー

    2010年05月10日 21:40

    メールが再度来ましたので、ご高覧下さい。


    女性自衛官の人権裁判に心を寄せてくださっている皆様へ

    5月13日、いよいよ結審を迎えます。
    どうぞ、たくさんの方々の傍聴で応援してください。
    ◆女性自衛官の人権裁判 
    結審5月13日(木)13:15〜札幌地方裁判所 8F 802号法廷
    (札幌市大通り西11丁目)大きい法廷で抽選は予定していません。
    時間までにおいでください。
    どうぞ原告の好きな、オレンジ色のものを身につけて、
    原告を応援してください。
    ◆報告会口頭弁論終了後、引き続き報告会をします。
    弁護士会館 5F 会議室 (北1条西10丁目)

    ※以下、長くなりますが結審に向けて、
    弁護団が提出した最終準備書面から、前書きと結語を引用します。
    原告に寄り添って法の正義を求めながら、原告の向こうに、
    性暴力に遭いながら性の尊厳も人間の尊厳も傷つけられたまま不条理な状況に置かれている多くの女たちをも視野に入れている深さが伝わります。
    全文54ページ、報告会では配布を検討しています。
    (以下一部、匿名等に書き換え)

    第1 はじめに 原告の提訴から丸3年が経過した。
    この間、原告は任用継続拒否により、
    職場から排除され、他方で加害者に対する自衛隊の処分は、
    軽微なものにとどまり、同人は勤務を続けている。
    1989年の国内最初のセクシュアル・ハラスメント裁判と言われた福岡の事件から約29年経過したが、被害を訴えた側が適切に被害者として扱われず職場を追われる構造は、
    現在も変わっていない。
    上官が原告に対し「加害者」「被害妄想」と言い放った事実を、被告は「適切な指導」であったと強弁する。
    被告が、自衛隊員の「精強さ」で主張していたのは、
    “厳正な規律の保持”であったが、証拠調べによって一層明らかになったのは、
    加害者の著しい規律違反と、個人の人権や自己決定が著しく侵害されている職場の実態である。
    この裁判の中で、尋問時の遮蔽等被害者への適正な対応がなされたことに、
    代理人として感謝するものであるが、さらに進んで、
    訴えた側が繰り返しダメ−ジを受け続ける構図を変える力をもつ判断がなされることを、心から期待するものである。
    原告は、裁判中に職場から排除されてしまったが、
    この3年の審理経過並びに現職で頑張った2年間の苦労が報われることを、心から求めるものである。
    第7 結語 被告は、最終準備書面においても、合意に基づく性行為であり強制はなかったとの主張を繰り返し行っている。
    被告の主張によれば、被害者が「嫌だ」と言ったり最大限抵抗したことが客観証拠により裏付けられない限りは、
  • [12] mixiユーザー

    2010年05月10日 21:40

    (字数制限の為、続きを以下に)
    「合意による性行為」があったというべきことになるが、その経験則が今日では誤りと認められていることは、
    この30年近くの間、行きつ戻りつしながらも蓄積されてきたセクシュアル・ハラスメント等に関する様々な裁判例に照らし、
    明らかである。
    本事件の性行為を、被告訴訟代理人が心底合意で、
    と評価しているとは到底解されない。
    加害者は、「何となく触ってしまいました。」
    「魔が差しました。」などと証言していたが、
    性行為については、明示的な合意がなければ、
    それは強要であり、セクシュアル・ハラスメントであり、
    強制わいせつないしは強姦罪にあたる。
    その当たり前の経験則を、被告自身も共有する日が到来して欲しいと重ねて強く願う。
    これまで詳述したとおり、本件は、
    基地内において、被告が有するセクシュアル・ハラスメント防止規定等が現実には機能しなかった中で発生したことが明らかである。
    そればかりか、同基地では、
    職場規律の基本的な部分がまもられていない中で発生している。
    このため、原告が被った被害は、
    より一層深刻なものとなったのみならず、事後の被告の対応も『違法行為のデパート』とも言うべき違法行為の連続となり、
    原告は、性的自己決定権のみならず、
    安心して働く権利を根こそぎ剥奪されたと言わざるを得ない状況に陥った。
    本件で原告が被った被害の深刻さは、職場内での職務時間中の飲酒、
    事務室内における勤務時間中の「性暴力」という客観的な事実のみからも端的に推認できる。
    『一般的な』職場では到底あり得ない違法行為が、『精強』を旨とする自衛隊内で生じ、
    しかも、基地の職住一体という状況が、
    原告のダメージを一層深めている。
    しかも、加害者に対する処分は、
    セクシュアル・ハラスメント行為以前の著しい規律違反があったにも拘わらず、事件発生から実に2年7か月も経過してからなされたうえ、
    処分内容も、民間企業で同じ事件が生じたと仮定した場合に比べて著しく軽いものであった。
    加害者は、今回の処分内容について、
    殆ど無自覚であったことを露呈する証言を本法廷でも行った。
    これは、とりもなおさず、
    加害者が、残念ながら本件の人権侵害性を証言時でさえ自覚していなかったことを裏付ける結果となった。
    そして、このことは、
    加害者個人の責任の重大性と併せて、被告の組織としての責任が極めて重いことを端的に示すものである。
    裁判所が、これ以上の犠牲者を生みださないための更なる大きな一歩となる判断をするよう重ねて求め、
    最終弁論を結ぶ次第である。
    以上

    ++++++++++++++++++++++++++++++++++

    女性自衛官の人権裁判を支援する会(共同代表 影山あさ子・清水和恵・竹村泰子)
    http://jinken07.dtiblog.com/jinken07@hotmail.co.jp
    〒060-0042 札幌市中央区大通西12丁目北海道合同法律事務所気付
    ? 011-231-1888Fax 011-281-4569
    (転載・終)
  • [13] mixiユーザー

    2010年08月04日 21:46

    今件裁判支援団体からの朗報メールです♪
    ニュースでも、ご覧になった方もおいででしょうが、北海道からの直メールを、ご覧あれ…★


    差出人: 女性自衛官の人権裁判を支援する会
    件名: 女性自衛官人権裁判全面勝訴!(ご報告とお願い)
    日付: 2010/07/30 21:12:16
    詳細を表示
    女性自衛官の人権裁判に心を寄せてくださっているみなさまへ


    女性自衛官の人権裁判を支援する会より、7月29日の判決のご報告&お願いをお送りいたします。

    ★★全面勝訴!(7/29 札幌地裁判決)★★

    勝ちました!
    昨日(7月29日)、札幌地裁の判決は、原告の全面勝訴です。
    ご支援頂いたみなさま、本当にありがとうございました。

    昨日の法廷は満席、原告が好きなオレンジ色を身につけた、たくさんの支援者が傍聴に駆けつけてくださり、法廷に入りきれないほどでした。

    「主文、被告は原告に対し580万円を支払え」に続いて、橋詰均裁判長が判決要旨を読み上げました。
    原告はしゃくり上げながら、それを聞き、傍聴の支援者たちも涙腺が緩みっぱなしです。
    閉廷し裁判長が退廷するときには、大きな拍手。
    とても言葉にならない喜びです。

    判決の主な内容は以下の通り。

    ?性的暴行の事実認定については、「合意の上だった」とのA3曹の主張は「信用できない」と退け、「階級の上下関係を利用し、周囲から隔絶された部屋で女性の抵抗を抑圧した」と認定。

    ?上司らの事後対応については、原告に対して適切な保護、援助の措置を取らなかったこと、被害を訴えた原告を退職に追い込もうとしたことを違法な処遇と断罪

    ?3曹の暴行による慰謝料を200万円、監督者として義務を尽くさなかった上司らの処遇による慰謝料を300万円と認定(80万円は弁護士費用)


    ★原告のコメント★

    「素晴らしい判決でとても嬉しい。私は3年3ヶ月前、原職の航空自衛官として提訴しました。未だ誰も歩いたことの無い道を歩くのは大変なことです。立ち止まりそうになった時には、ここにいる弁護団や支援する会を始め、多くの人達がいたからこそ、今日の判決を迎えることができました。自衛隊においても人権が保障される方向に大きく変わって欲しいと願っています。私を支えてくれた人たちに最上級の感謝を伝えたいと思います」

    ★弁護団から★

    「性暴力それ自体よりも、その後の部隊の対応について多額の慰謝料を認めたことは、性被害の実態の捉え方(その後の苦しみが大きいこと)、また、被害者の所属する組織の責任の重大さを示した点で大変意義深い。
    (以下・都合により省略)
  • [14] mixiユーザー

    2010年08月04日 22:12

     勝訴で本当に良かったです。被害者の方は深刻な被害に耐え、また勇気をもって良く裁判で頑張りましたね。

     勝訴で喜んでばかりいられません。被害者の方の心の傷は残ります。
     また、損害賠償金は私たちの税金から支払うのです。加害者に「故意または重大な過失」があれば、国(防衛庁・自衛隊側)は、加害者に支払わせることができますが、殆んどこのような請求はしていないのではないでしょうか(故意があるのが普通でしょう)。このようなことにも目を光らせなければならないと思います。
  • [15] mixiユーザー

    2010年08月05日 07:16

    ヒロキさん、全くおっしゃる通りです!!!

    自衛官の中には、自殺や原因不明の死を遂げた方々が、かなりいるようですね。
    相撲の世界でも、シゴキと言う名目で先輩や、親方達にもあるように、ある意味,生意気だなどと制裁を加えられて、死に至った自衛官もいるやもしれません。
    死人に口なしなので、現場を見た自衛官の告発しかないのが、現状です。
mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!
  • 2010年02月04日 (木) 〜2010/3/4迄。
  • 北海道 札幌市教育文化会館 研修室 301他
  • 2010年02月04日 (木) 締切
  • イベントに参加する
  • 気になる!
参加者
1人