開催終了チェーホフ四大戯曲を毎週上演！！
詳細
2006年04月04日 21:08 更新
東京ノーヴイ・レパートリーシアターでは日本初（！）のロシア式レパートリーシステム(複数のレパートリー作品を常時上演するシステム)によりチェーホフ四大戯曲「かもめ」｢ワーニャ伯父さん｣｢三人姉妹｣｢桜の園｣、ゴーリキー｢どん底で｣、近松門左衛門｢曽根崎心中｣を毎週木曜日、金曜日の１３時、１９時に上演しております。
演出はどの作品もロシア功労芸術家でスタニスラフスキーシステムの研究家でもあるレオニード・アニシモフ氏。
スケジュール、その他の詳細は東京ノーヴイ・レパートリーシアター公式ホームページ
http://
日本で・・・ と言うより多分世界で唯一チェーホフ四大戯曲全てを常時上演している劇団です。
皆様のご来場、メンバー一同心よりお待ちしております。
演出はどの作品もロシア功労芸術家でスタニスラフスキーシステムの研究家でもあるレオニード・アニシモフ氏。
スケジュール、その他の詳細は東京ノーヴイ・レパートリーシアター公式ホームページ
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日本で・・・ と言うより多分世界で唯一チェーホフ四大戯曲全てを常時上演している劇団です。
皆様のご来場、メンバー一同心よりお待ちしております。
コメント(5)
2006年04月15日 23:27
昨日、「ワーニャ伯父さん」を観てきました。スタニスラフスキーシステムについては、本でちょこっと読んだことあるくらいでしたので、実物が観れてよかったです。チェーホフらしい雰囲気がよく出ていたと思います。
雑感想（演劇鑑賞はじめて者のたわごとです）：
・全体的に演技の質はとてもよかったと思う。
・座席数２６の少なさと舞台の狭さに驚いた。
・ワーニャ役が早口なので、ちょっと聞き取りにくかった。戯曲を読んでなかったら、話についていくのはちょっとつらかったかも。戯曲って、読んだ上で観るものなのかな？ 早口だけど、雰囲気はよくでていたと思う。
・エレーナは、その美貌でワーニャとアーストロフをとりこにするのだが、教授との結婚生活のみならず生活全般にかったるさを覚え無為な日々を送っている女性である。そのためか、エレーナ役も終いまでブスっとしている。笑顔までは求めないが、こうもブスっとした女性に魅かれるものだろうか。もうちょっと表情を柔らかくしてもよいのではないかな。ちょっと違和感を感じた。
・座席の配置は斬新だと思う。横がメイン舞台なのでちょっと見にくいかな。柱が邪魔だったりして。
・週4回公演、座席数26、１回3000円で採算がとれるのかな。不思議です。
・次は「かもめ」を観たい。
2006年04月22日 00:41
昨日、「かもめ」を観てきました。とてもよかったです。
雑感想：
・トリゴーリンの言葉を方言にしたのは、面白いですね。大作家であるにもかかわらず、田舎っぽく、優柔不断な性格であることを強調するためかな。
・最後のニーナとトレープレフの邂逅シーン、すごくよかったです。絶望的状況のなかで、あきらめてしまうトレープレフとあきらめずにそれでも生きて行こうとするニーナの、対照的な姿がよくでていたと思う。
・「ワーニャ伯父さん」のソーニャと「かもめ」のニーナって、よく似ているかもしれない。2人ともつらい人生に忍耐とかすかな希望をもってけなげに生きて行く姿が似ているなと思った。
・「桜の園」も「三人姉妹」も観てみたいけれど、ちょっと休みが取れそうにないです。土日公演でなく木金なのは何故でしょう？土日のほうが確実に人も入ると思うのですが。
・実は、今回トイレが近くて大変だった。前日たくさん飲んだジャスミン緑茶がたたったようだ。公演中にトイレに出る愚は避けられたのでよかったけど、お客さん用の出入り口もあったらありがたいと思う。（とても狭いから無理なのでしょうが・・・）
2006年06月03日 23:59
はじめまして。こちらでこの公演の存在を知り、「桜の園」を見て来ました。
演劇鑑賞は初めてですが投稿させて頂きます。
全体的には素晴らしかったです。とても満足しました。
ロパーヒンやフィールスの台詞を方言にしたのは興味深かったです。田舎育ちらしさを感じさせるためでしょうか。しかしながら時々台詞が早すぎて聞き取りづらいこともありました。
舞台が近くて驚きましたが、間近で演技を鑑賞できて緊迫感がありました。セットや舞台構成もユニークでした。
印象としては没落貴族の哀愁と滑稽さがよく出ていたと思います。最後のラネーフスカヤとガーエフの二人きりのシーン、思わず涙が出ました。
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