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2018年02月03日13:12

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京セラ P-mini の 32/3.5

 京セラの準パンフォーカス(無限遠モード付き)カメラ。 AF版など亜種や後継機がいろいろあるらしいが、これはその初代。 Kyocera Lens 3群4枚の 32/3.5 付き。絞り兼用のビハインドシャッターは取り払ってしまった。

 暗めのパンフォーカス用レンズだけあって優等生。被写界深度が深めでボケが穏やか。解像度はそれほどでもないが暖色系の発色で緑が綺麗に出る。なんだか3枚玉っぽいが、ネット上のデータによるとテッサー型らしい。

 写真左:ヒメヒイラギ。綺麗な緑。逆光にも強め。 写真中:サザンカ。シャープな印象はないが解像度はそこそこある。色も綺麗。 写真右:狛犬。ピント面前後は滑らかで綺麗だが、後ろの木の葉にリング状のボケが見える。

 32mm は APS-C で使うとライカ判 48mm 相当、いわゆる標準レンズの画角になる。もう少し広く写る印象だけど、どちらにしろ使いやすい。手元にはフジ ClearShot M の 29mm があるが、これは今のところ鏡胴にケラれてしまって使えずにいる。マクロテレプラスを使った鏡胴はこのへんが限界で、もっと短いレンズはまた別の鏡胴を工夫しないとならない。

 テッサー型の AF レンズなんかみんな一緒だろうと思っていたけど、幸いにも(?)それぞれに個性を持っていることが判ってきた。本当は金属カメラのレンズも試したいのだけど、今のところはプラカメの、しかも絞り開放のみ。

 これらのレンズをもっといろんな条件で使ってみたいが、マクロテレプラスを使った鏡胴はまだまだ改良が必要で、もしかしたら最初から作り直しになるかも知れない。まぁ締め切りがある訳ではないのでのんびり楽しもうと思っている。近所のハードオフからプラカメが消えつつあるのが少々気がかりではある。
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