昨日と今日と、マハティール前首相が会長を勤めるNGO主催の『戦争犯罪についての国際会議』に出席した。
マハティール氏が基調講演を行ったが、そのブッシュ大統領とブレア首相に対する歯に衣を着せない批判ぶりが一段と際立っていた。
例えば、この二人に言及するときは必ず頭に「戦争犯罪人」というタイトルをつけようとのことだ。さらに歴史の教科書にもこの二人が人間性に対する罪を犯した大罪人として歴史に残るようにしようとも提案があり、参加者の大きな共感を生んでいた。
マハティール氏はまた、現在の高いレベルにまで進化した人間が、問題を今でも戦争で解決しようというのは原始的であり人間の地位にそぐわないとも発言した。このような発想は、爬虫類的発想(=脅威の認識とそれへの反応が爬虫類的であること)から抜けきらない西欧の指導者たちの間には見られないものだと思う。
英米の策謀により世界各地の国際関係が力と力の対決の場となりますます軍事化していこうとしているときに、マハティール氏の発想は人類史的な重要さをもっているような気がする。
同氏以外からも、いろいろ興味深い発言があった。米英によるイラク戦争それに準備が着々と進むイラン(核)戦争の本当の目的、イラクとレバノンで使われている劣化ウラン弾の恐ろしさ、東南アジアで原子力発電を建設しようという策謀など、詳しくはブログに書こうと思う。
マスコミの協力、国際的な市民社会の協力、それにインターネットを使ったさまざまな方法により会議のメッセージが世界に広く伝わってほしい。実際アルジャジーラのカメラが回っていたので、この会議の模様は全世界に放送されたことだろう。
もしかしたら、話し手の誰かが言っていたように、クアラルンプールは「平和のための世界首都」となるかもしれない。アメリカの物理的なスーパーパワーをコントロールする道徳的なスーパーパワーの拠点になるかも知れない。
ただ以前の日記にも書いたが、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=259212040&owner_id=2586836
単なる反対運動では反対するものにむしろ力を与えることになるということがある。この運動が、「しっぺ返しの正義」ではなく「癒しとしての正義」となるためにどうしたらいいのだろう。
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