今期は猛烈に豊作でした。
何と四天王が揃い踏み!
それぞれがきちんと四天王を名乗れるに恥じない作品というのは、何年ぶりでしょうか!
その4作以外も中々面白いのが多くて、嬉しい悲鳴でした。
◎君の事が大大大大好きな100人の彼女
表題通り恋愛ものですが、笑いに力点を置いた作品。
それが凄いので、ここ10年の中では一番笑ったかもw
その勢いが1話から衰えないという凄い作品でした!
印象に深かったのは3話の告白場面。
ちょっぴり泣けて感動的だったけど、そこから急転直下の笑いに突っ走ってくトコも素晴らしかった(笑)
「脳みそ腐ってんのかぁああああ!!」
笑いに飢えてる人は、とりあえず観てみて欲しい作品!
◎薬屋のひとりごと
後宮推理もの。
色々とドロドロした後宮に放り込まれた主人公は、毒見役を命じられる。
美形宦官に目もくれない不愛想で幼女体形という彼女は毒見好き+薬学の知識があってかつ名探偵みたいな設定。
そんな彼女を碧ちゃんが好演しとります。
万人受けする作品なので観てない人はとりあえず観ると良いかと。
背景も凄く丁寧に描かれてて作られてて、素晴らしいです。
ただ、光源処理は京アニの10年前に届かないのですけれど…
◎葬送のフリーレン
魔王を倒した勇者ご一行の後日譚。
ポンコツ鈍感ロリババアエルフが旅路の中で、今は亡き勇者が残した記憶と恋情と愛情を追う物語。
多くの人が語ってる傑作なのでワシが色々語る事も無いっすよね。
基本は1話完結で、古典っぽい作品構成がとても良い。
◎ウマ娘 3期
笑えて泣けて熱くなれる王道スポコンの4作目
中盤までは2回に1回は余韻の残る終わり方をするので、その日の最後に観るようにしていました(笑)
しかし、それ以降が… 主人公が大活躍をする全盛期ではなく、衰えはじめた時期に焦点を当ててしまって、痛快さよりも辛さばかりが前面に出てしまったのは残念な限り。2期では常に癒してくれていた可愛いい主人公が、どんどん擦り減った大人になって行く姿を観たいなんて思ってた人は少数派でしょうに…
その上、親友のダイヤちゃんとの関係性も希薄になるし、多様な登場馬物が後半では上手く絡めてなかった点も残念だった。
話の流れがよくある凡百なアイドルものに寄ってしまった感じ。ただ「くじけそうになっても、それでも前を向いて頑張る意志を常に感じる」点は良かったです。どちらかと言えば『ユーリon ice』にちょっと似てるので、アレが好きな人にも楽しめる、かなぁ…? 1、2、3期がジョジョみたいな感じで代替わりしてるので、3期からでも楽しめるのも良いですね。
また、2期に比べて作画が断然安定してた点は良かったです。
けどやっぱし、お話が一番大事。
ということで、ウマ娘3部作で最下位と評せざるを得ない感じだったのは残念。
=====以上が四天王でした=====
=====以下は完走した作品=====
〇ミギとダリ
養子を1人だけ欲しいという老夫婦に対し、策略を巡らして気に入られて引き取られるも、実は1人のふりをして2人とも潜入していた双子。
実はその2人、ただ良い生活を送りたいのではなく、大きな目的があり…といったお話。
シリアスとギャグの境目にあって、とても独特な作品!
とりあえず1話だけでも観てみる事をお勧めします。
その後も予測困難な展開で、とても楽しめるダークホース枠でした!!
△最果てのパラディン 2期
先代も神々も倒せなかった神話級のドラゴンを、現代の英雄が倒しに行くという、中々見られない王道もの。
なろう系に有り勝ちな俺TUEEE作は無く、圧倒的な強敵と対峙し、死を意識し、覚悟し、決断するという、これまた最近では見られない展開も素晴らしいですね。
内面まで切り込んだ作品が最近は希少ですから。
…とはいえ、全体の出来は80点にはとても届かず、尺の関係で凄く大事なところを端折ったり、ちょっぴり笑える場面が笑えなかったり、見せ場は微妙だったりで、原作や漫画版のファンにはガッカリと言うほかない出来でした。特に不死神とのやりとりが端折られてたのは痛恨の極み。
しかし、絶望的場面で次巻発売4カ月待ちを強要されていた漫画版読者にとっては大変な福音でした(笑)
△アンダーニンジャ
ニンジャが暗躍する現代日本。
登場人物の大半がネジの抜け落ちた暴力的イカレ野郎ばかりという独特な雰囲気が良かった。
90年代アニメが好きな人には刺さる、のかな?
稀有な作品だったことは間違いないと思うので、こちらも一見の価値あり。
△MFG
令和の『頭文字D』
アレが好きならコレも観れば間違いなしな作品でした。
前作よりレースクイーンに尺が使われてる点以外、基本は同じ。
=====この辺に見えない壁=====
△オーバーテイク
こちらもレースものだけれど、こちらはF-1みたいなマシンでの世界。
主役はとっても若いレーサーと、トラウマ持ちのオッサンカメラマン
前者は京アニのFREE!の主人公みたいな子ですんで、彼が推しな人も気に入る…か??
MFGに比べ、レースよりチームの経営とか人間関係、スポンサーとの話などに重心がおかれており、地味。
良い話もあったけれど、良作とギリ呼べるか否かくらいの作品でした。
△経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。
表題の通りの恋愛もの。
大西沙織ちゃんが快活で可愛いくて、彼女を愛でたい人には良い作品。
花江君の純真どもり系演技は微妙だし、お話は悪い意味で凡作でしたが、気軽に流すには良いかったかな。
△カノジョも彼女 2期
糞馬鹿恋愛ギャグアニメ。1期と余り変わらないので、好きだった人は外れなし。
ただ、3号ちゃんのウジウジが話の中核になった後半はボケと突っ込みを期待してる人にとっては物足りなかったはず。
2号ちゃんの影も薄かった…
▽雨色プロトコル
ゲーム描写は単なる舞台装置であってとってもショボかった@@;
けど、可愛いおにゃのこが出て来たり、キャラがぼちぼち立ってたり、妹とドロドロの愛情依存有ったりでゲーム以外ではそこそこ楽しめましたけど、いつの間にか完結してた、みたいな作品でしたw
▽ヘルク 2クール目
過去編になって滅多糞つまらなくなった。
原作ファンでもキツい程につまらない… ><;
とはいえ、アンちゃんの「我が迷いは晴れた!」の場面が観られたのは良かったです。
それにしても2期が無いとすると酷過ぎる幕切れっすね@@;
▽娘Sランク云々
子離れ出来ないパパの願望を詰め込んだ作品?
今一歩足りない出来でした…
=====以下は終盤〜中盤まで消化。完走予定=====
△豚のレバーは過熱しろ
松岡君がベラベラベラベラとしゃべり続けるラノベ作品w
楠木ともりちゃんが、とっても可憐で可愛い。
泣きゲーが好きな人には刺さる作品かな。
無力な豚主人公が、過酷な運命の彼女をその知恵で切り抜けるお話。
豚主人公の作画の負担が少ないせいか、ともりちゃんの作画がとても良いのも特徴w
…と思ったら万策尽きてるぅ〜!?@@;
△ティアムーン帝国物語
破目フラの正当なる後継作品かな?w
アレよか恋愛要素が少し増量され、脳内会議が無くなった感じ。
良くも悪くも、しょーもないトコも一緒なので、アレが好きならこちらは鉄板かな?w
△ゴブリンスレイヤー 2期
1期は様々な手を尽くし、ひたすらストイックにゴブリン狩りを続ける主人公が魅力だったけれど、ネタが尽きたせいか登場人物を増やして余計な描写が増え、逆にチャンバラが減って肩透かしを感じた人も少なくないかも。
▽ひきこまり吸血姫の悶々
美少女動物園+犬日々のようなキャッキャウフフと思いきや…
可愛いおにゃのこが多いのは確かだし、作画も良かったけど、イキリ系・卑怯系の嫌キャラが主役周辺を痛めつけるストレス高めの作品でした。
期待や需要が外れたと感じる人も少なくなかったのでは…
楠木ともりちゃんが意外な演技をしてたのと、石見舞菜香ちゃんの薄幸な演技はなかなか良かった。
=====以下は中盤で撤退=====
▽暴食のベルセルク
余り予算をかけてない、俺TUEEEするなろう系。
やはりバトルものはきちんと力を入れて作らないと凡作になり果てますね…
余り深い作品ではないので、最果てのパラディンよりは残念感が低く、気軽に楽しめる作品ではあったと思います。
▽お嬢と番犬くん
ヤクザの娘と、番犬役による禁断の恋物語で、少女漫画好きというよりレディコミ好きな人にかなり向いてる作品かも。
露骨な描写はないけど、たまにめっちゃエロエロな雰囲気になります@@;
×ブルバスター
登場人物が不愉快な奴とか無能者ばっかりでほんと観てて辛かったw
ロボものとしては論外で、メカものとしても、怪獣ものとしてもダメダメ。
率直に言って「こんな作品観て誰が喜ぶと思ったのか、マジで知りたい」です@@;
その意味不明さにおける謎ホラーぶりは凄いですね…
ちゃんと観るのは辛いので、糞ゲーしながら流さないとSAN値が削れます!
=====序盤で撤退
▽はめつのおうこく
こちらも「バトル系は本気で作らないと凡作以下になってしまうぞ」の典型かな。
とはいえ2話までしか観ておりません@@;
▽16bit
超馬鹿展開でガッカリと聞きました@@;
逆に気になったかも。
=====世間では結構話題?=====
?スパイファミリー
「おでけけ おでけけ」
=====以上おしまい=====
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1986135716&owner_id=206229
====上記以外は1話総括でもご覧くださいまし====
ってな具合に、昨期は楽しみな作品が多くて幸せな期間となりました。
皆様はどんなのが気に入ったでありましょうか@@?
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