【質問】 アーヴィングの著作はどうですか?
http://mltr.ganriki.net/faq08a07g.html#21086
に以下を追記.
▼ 【追記 utóirat】
その後,アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット裁判において,アーヴィングは意図的に反ユダヤ・プロパガンダを流布する反ユダヤ主義者であることが確定した.
彼の著書はその信条に基いてヒトラー無罪論を展開しており,都合の悪い資料は歪曲解釈する,それもできなければ無視するという手法を頻繁に繰り返していた.
上に出ている『ヒトラーの戦争』も,そのような悪質な手法で書かれているという.
詳しくは
リップシュタット『否定と肯定』(ハーパーコリンズ・ ジャパン,2017)
を参照されたし.
これではどんな豊富な資料に基づいていても,その著作は一読の価値もないと言わざるを得ない.
どこにどんな歪曲が潜んでいるか分からないからである.▲
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