※ここより先はゲームブック【混沌の迷宮】のネタバレを含んでいます。ご注意ください。
ぜろです。
フキと合流し、【混沌の迷宮】攻略も後半戦に突入。
黒エルフとオークのリーダー対決は俺が助力した黒エルフ側が勝利し、さらにその先に待ち受ける金属ゴーレムを攻略しました。
ゴーレムからあふれ出す生命ガスのおかげで、タルスの生命力がみなぎるのみならず、背負い袋にあったフクロウの亡骸が復活を遂げ、あまつさえ喋り出したのです。
神聖なフクロウ伝説が残るこの地で、喋るフクロウの登場に、期待が高まります。
【タルス 技術点12 体力点18 運点10】
●アタック06-10 聖なるフクロウの助言
フクロウは自らを「マトーシュ」と名乗った。
このフクロウはかつて城塞が神聖なものだった時代の守護者、レドナントの聖なるフクロウ。
まさに信仰の対象そのもののフクロウ神だったのだ!
見事なまでにボロッボロに干からびてたけどね。
そんな大それたものを運んでいたとはつゆ知らず。
でもこれは偶然ものすごく大きなチャンスをつかんだのでは?
白の魔法使いにいいようにされているこの城塞を、今こそ聖なるフクロウの手に取り戻すべき!
「ホッホッホ。今の私にそんな力はありゃせんわい」
ダメでした。
「しかし汝にひとつだけ教えられることがある。ガーゴイルの部屋で合言葉を求められたらこう答えるが良い。『160人の黒エルフを、ガーゴイルが殺すだろう』とな」
物騒な合言葉だが、それでガーゴイルの動きを止めることができるようだ。
ありがたい。ありがたいんだが、聖なるフクロウ登場の期待値からすると、肩すかし感が半端ないね。
道案内としてついてきてもらえれば、あちこちで説明してもらえないかなと期待したけど、どうやらそれもなさそう。
聖フクロウとはここで別れることとなった。
●アタック06-11 混沌の核
奥への扉は2つ。右か左か。
しかもノーヒント。
ここまで奥まったところでノーヒントの分岐か。せつないな。
直感で左を選択!
そこは下水道だった。
部屋から流れ込んだ生命ガスの影響で、死んでた殺人バチが生き返って戦闘になったりもしたが、なぜかハチコロリを持っている俺はシュシュッとひと吹きハチ退治。奥へと進む。
少し進むと水が温かくなってきて、臭みを増してきた。臭みのせいで体力1点を失った。これで死んだりしたらいい笑いものだな。
ここで、下水に何かないか探るという選択が提示された。
こういう選択が出たら、当然探さない手はない。
ここで質問される。「ネックレスの鎖を持っているか?」
持っている。このネックレスの鎖、どこで手に入れたんだっけ?
おお。カオス・マスターを倒した時だ。
ここでこれを尋ねられるということは、カオス・マスターに関係があるのか。
水が温かみを増したのは、カオス・マスターの部屋からお湯が流れ込んだためか!
ということは、ここを探ると出てくる可能性があるものとは……。
カオス・マスターの混沌の核だ!
正解。混沌の核発見!
重要アイテムとしか思えなかったのに、あの部屋では下水に流れ込んで手に入れられなかった混沌の核。
それが今ここに!
拾うかやめるかの選択肢が出るけど、拾う以外にないだろう。
ところが、核に手をのばした途端、俺は異様な興奮におそわれた。
興奮のあまり手がふるえ、核を落としてしまう。
核はそのままどこかに流れ、探しても見つからなくなってしまった。
なんですと?!
ここで手に入れるべきアイテムなのは間違いなさそうなんだが。
なんで手に入れられない?
何か情報が足りていないのだろうか。
●アタック06-12 螺旋階段のエルフ
下水を出て通路になった。脇に朽ちかけた扉がある。
そこを開けると螺旋階段の最上階だ。しかし螺旋階段は途中で落ちてしまっている。
そこに褐色のエルフの不意打ちがきた!
運だめしを要求されたが、その前に黒いスカーフ効果のパラグラフジャンプだ。ほら。仲間、ナカーマ!
と、そこに「エルフのブローチは持っているか」との問いが。
う。嫌な予感。
エルフのブローチは、序盤に螺旋階段の部屋に入った時、上階のエルフからの攻撃に反撃したところ、そのエルフが落としていったものだ。
ここ、螺旋階段の最上階だったよな。序盤の螺旋階段とつながってるんじゃね? もしかしてこのエルフ、あの時上階にいたエルフじゃね?
ということは……。
黒いスカーフを見て一瞬手を止めた黒エルフだったが、俺の持つブローチに気づき再び攻撃に転じる。やっぱりか。戦闘だ。
戦ってみれば強敵ではなく、あっさりと下すことができた。
そして俺は、2体のガーゴイルが左右に鎮座する広い通路に出た。もちろん動くよね、こいつら。
次回、ガーゴイルにマトーシュの合言葉は本当に通用するのか?
【タルス 技術点12 体力点18→17 運点10→12】
■登場人物
タルス 6人目の挑戦者。カオス・マスターのスープの具になることを志願した特殊性癖の持ち主。
フキ 地下城塞の脅威の目撃者で依頼人。ひたむきではかなげでけなげな少女。
白の魔法使い 原初の時代から生きながらえた混沌の魔術師。魂をコントロールする力を持つ。
大トロ オーガとトロルの混血の怪物。タルスに雇われる。
ボグウェスト ゴブリン商人。城塞の事情通。金さえあればなんでもござれ。
カオス・マスター 略してカオたん。白の魔法使いの最高傑作。変幻自在。白の魔法使いの弱点を知っている。
マトーシュ かつてこの城塞を守護していた聖なるフクロウ。生命ガスで復活した。
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ゲームブックリプレイ【混沌の迷宮】目次
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