暴落にハッキング、通貨革命は忙しい

■仮想通貨取引所コインチェック、出金停止　トラブルか
(朝日新聞デジタル - 01月26日 20:37)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4960650

ある経済評論家がネットラジオでおもしろいことを言ってました。ビットコインを上場したり取引会社に出資して取引を大規模にするのは「潰すため」であると。
取引を大規模にして流動性が高まり投資家が集まってくると、値段が天井知らずに上がって話題になり、さらに取引量が増えてゆきます。高いところから落とせば、その衝撃も大きく破壊的になります。そして、ここにきてハッキング騒ぎが。。なんだかだめ押しでやられている感じですよね。

まあビットコインが正義の使者であろうとなかろうとネットワークの中で扱われるものだからハッキングされるのは当然ですよね。そういう弱点は改善することはできない。自分で開発した独自のOSの上で動かせば防げるでしょうけど、そこまでやれる人はまずいない。

仮想通貨に価値を見いだし、明るい未来をそこにイメージしている人は、非常に脆いシステムの中に自分の財布を置いていることを意識しないといけない。取引会社が出金を止めますという一文だけで財産が凍結されてしまう。

インターネットを支えるドメインネームサーバーは世界に12台。もしこれらのサーバーが破壊されればインターネットでの接続は停止してしまう。もちろん、自宅が停電しても出金は不能になる。

お金の価値がなくなってゆく時代。自分の財産を保全するために全世界が必死になっている。財産がない人は一財産つくるチャンスとばかりにあれこれ考えている。仮想通貨の中にそれがあると思いたい人も大勢いる。どうなんだろう。。私は手に取れるものの方が好きだけども。。