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2016年11月07日20:38

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Bulin(歩林) BL100-B5

4年ほど前に、ガス使用の分離式ストーブを購入したのを思い出して、倉庫から発掘した。たしか、ヤフオクでショップから購入、1500円ぐらいだった。火力調節ネジのあたりから盛大に燃料漏れがあって、使っていなかった。

分解してグリース塗ってみると、漏れはかなり改善する。おそらくパッキンが不良なんだろうと見当つけて、ホームセンターで水用のパッキンの小さいの(元のものより大きい)を買ってきて組み立ててみる。2箇所あるパッキンの1個はきつくて裂けてしまい、片方はちょうどよい大きさだ。裂けた方は元のにもどす。これで問題なし、漏れもなく、調節も確実になった。

どうやら、パッキンの受けになっている金具の箇所が大きさ間違って製作されていたんだね。それで無印良品扱いで流出させたと推定。今は改善されてちゃんと名称つけて売られているようだ。それでも秀岳荘などのまともな店には置いていないようだけど。

で、この製品( http://www.cnbulin.com/product-detail-194040.html ) ちゃんとヒートパイプが炎の中を通る構造で、液出しで使える貴重な機種とわかった。というか、冬季でのガスストーブの液出し使用に興味があって、ネット上にBL100-B5について書かれており、そういえば、買ったことがあったなぁと思い出したのが発掘のきっかけ。

テーブルで使ってみると、CB缶もアダプターで繋げるし、着火時点から缶を横倒しで使っても問題ない。なにより、安価なプロパン混合の缶( ホームセンターで売っている )を安定気にせず横倒しで使えるのは素晴らしい。缶を輻射熱があたる場所に置いてやれば、低温時の運用にも強いだろう。 プロパン混入缶で問題となる、プロパンばかりが気化して出て行って、ブタンだけが残ってしまう、という現象も回避できるだろう。

ガソリンストーブとどちらを使うかは、ガソリンでスキー滑走面をふいたり、ベンジンカイロの燃料を兼ねたり、複数人で素早く水を作らなければいけないときはガソリン、火力調節が必要なときはBL100-B5、という選択になるかな。なにより小屋の中で使うときはプレヒートで他人様を驚かせるわけにはいかないから、こいつの方がいいだろう。

じつは、1週間前の紋別岳ではこのストーブとプロパン入りのCB缶を使った。頂上では地面の氷が融けないであったから気温は0℃ぐらいだったろう。もちろん普通に使えた。風にはちょっと弱いけど。
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