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2016年02月26日12:29

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日本一周リハビリツーリング【71】いわき市夏井渓谷キャンプ場

2015年9月26日(土)  走行距離    216.5キロ

一晩中雨が降った遠刈田温泉の朝。



連泊したかったけれど、明日の八丈島行きのフェリーを予約してあるので、先を急がなくてはなりません。


合羽を着て、ラッキーが濡れないようにシートで包むなど工夫しながら撤収。いつもの三倍の時間がかかりました。

雨は憂鬱だけど、今日は温泉博士に載っている温泉を三軒巡ることにしました。

まずは福島の飯坂温泉「花乃湯」へ。

¥500の入浴料が無料になるため、同じ雑誌を持っている人がたくさん。でも、女将さんは、とても感じが良くて、

「うちはワンちゃんも泊まれるのよ。」と言って、外までラッキーを見に出て、雨が当たらない場所にバイクを誘導してくれました。キャンディーのお土産までいただいて・・・。



温泉は無色透明。花柄のタイルの浴槽など、昭和レトロな雰囲気がGood! アメニティも多彩でした。
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いつか、家族みんなで泊まってみたいと思います。

次に訪れたのは「微湯(ぬるゆ)温泉 二階堂」 (福島県福島市桜本字温湯11)

日本秘湯を守る会の古い湯治宿。

一度訪れたいと思っていたけれど、道中がハードなダートだと聞いていたのでなかなかチャンスがありませんでした。

今回はカブなので大丈夫。と、気合十分で行ったけど、ごく最近、全舗装になり、拍子抜けしました。

とはいえ、ぬるゆ街道と呼ばれる県道はくねくねの山道でとても狭いので、途中何度か心細くなりました。

入浴料¥500がここでも雑誌のおかげで無料。

温泉は味のある木造の湯船からじゃんじゃんかけ流し。入ってみると、とてもぬるいです。というか、プールくらいの冷たさ。隣にある不釣り合いな雰囲気のポリバスには加温した温泉があり、交互に入るのがよさそうです。
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肌触りはキシキシする酸性の湯。

タイムスリップしたような温泉宿と効能豊かな泉質にほれ込んでしまいました。
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帰りは、地元の人に教わった、ぬるゆ街道とは別の少し広い舗装林道を走りました。距離は遠いけれど走りやすかったです。



三軒目の温泉は「赤湯温泉・好日荘」です。

ここも本来の入浴料は¥500。(福島県福島市土湯温泉町字鷲倉1)

周辺には、野地温泉など、私の好きな温泉がたくさんあるけれど、赤湯温泉はダートがきつくて、荷物満載のハーレーでは行けませんでした。

今回はカブなので、念願かない初めての訪問です。

ところが、連日の雨で砂利道がまるで川底のよう。

カブでさえステップを擦る悪路。タイヤはクラックにはまって焦りました。

ダートは一キロもなかったので、歩いたほうが良かったかも。

温泉は二種類。ひとつは宿の内風呂にあり、赤湯という茶色く濁った湯で、とても熱かったです。
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宿から50mほど離れた駐車場の外れにある露天風呂には乳白色の湯。どちらも源泉かけ流しで、素晴らしい温泉。温度は露天風呂の方が好み。
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ここならのんびりできるわ〜と思っていたら、「ワンちゃんのケージに蜂が入っているわよ。」と私を呼びに来てくれた人がいました。

入浴中、ラッキーはいつも、バイクの荷台に乗せているケージでおとなしく待っています。しかし、その中に蜂が入ったとなると大変!大急ぎで服を着ました。

幸い、蜂はすでにいなくなっていたけれど、騒動を聞いて宿の女将も外に出て様子をうかがっていました。その手には、ちょっと重たそうなパグが抱っこされていました。

犬好きな女将さんいわく、

「ワンちゃんも家族だからね。一緒に泊まっていいよってついつい言っちゃうのよ。」とのこと。

この宿はペットOKとは公表していないようですが犬連れの宿泊者も多いとのこと。


入口のハードなダートが怖いけれど、いつかゆっくり泊まって温泉をじっくり堪能したいと思います。


入浴後、またまた合羽を着て走り出し、二本松から小野に出たころ、いきなり青空になり、気温が急上昇。しかし、大気は不安定です。

今日の宿泊地は「夏井川渓谷キャンプ場」

 (福島県いわき市小川町上小川字山神前地内)


予約不要で自由に通年無料でキャンプできます。バイクの乗り入れ可。
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あぶくまラインのJR江田駅からちかく、周辺には民家や小さな商店もあります。
広い炊事場はツーリングテントがすっぽり入る広さなので雨の日は助かります。
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ツーリングマップルには載っていないけど、県道44号線に案内板があります。

トイレ棟には多目的トイレもあり。しかし、扉が開けにくいので、車いすの人が一人で利用するのは厳しいです。
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サイト横には清流もあり、素晴らしい環境ですが、炊事場やサイトのいたるところに利用者が残していったと思われるゴミが散乱していて、とても残念な気持ちになりました。
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日暮前に、セローの男性が一人やってきたけれど、「ここはキャンプ場ですか?」と聞かれただけで、全く交流無し。犬と戯れる札幌ナンバーの私が怪しく見えたのでしょうかね。


夜、炊事場、トイレ、場内の明かりはついていたけれど、深夜にはすべて消えました。

せせらぎの音、虫の声、時々通る列車の音が和むキャンプ場でした。

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