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2016年01月18日01:56

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[TRPG]クトゥルフダークエイジ@八王子親遊会

ダークエイジのKPをしてきました。

今回の舞台は、738年、ダマスクス周辺。
年号と舞台からピンとくる人もいるかもしれませんが
アブドゥル・アルハザードが衆人環視の中、不可視の化け物に
食べられ?た事件に関連して作ったシナリオです。

名前がそのままだと、バレバレなので、アブダールにしてごまかしました。

背景設定としては、魔術により寿命を越えて遺志を残しているダビデ王の存在。
彼は、長い時代を生きていたが、彼の記憶は欠落していっていた。
そこで、彼は自らが残した叡智の回収を企てる。
しかし、その計画は、彼の塔の地下にいるアブダールの計画のうちだった。
アブダールは、自らを狙う「アレ」の目をごまかすためにダビデを囮としようと
していたのだ。
ヨグ・ソトースの召喚の術、失われた叡智の呼び出し方をアブダールから
聞き出したスレイマーンは人を集めて知識の眠る墓地(ヨグ・ソトース召喚の
地へ向かうことに・・・・

PCたちは、スレイマーンの求めに応じて同行することになる。

出発の前日、スレイマーンの塔に忍び込みアブダールを発見するPC.
しかし、深い情報を得る前に撤退する羽目に。

スレイマーンの噂をあつめるPC。彼について、いろいろ謎がおおいことがわかるが
核心にはとどかず。

出発して数日後、雇われていた荒くれものの1グループが、反乱をおこし
スレイマーンのテントを襲撃する。
襲撃は失敗し、スレイマーンの魔術、護衛の腕の確かさが明らかになり
逆に反抗の目がなくなる。
#ニョグタのわしづかみ

遊牧民の行商人に遭遇し、目的の遺跡は
「20年前に輝くシミターをもったなにものかが儀式をしていた」
それ以降「砂漠の悪霊があふれている」
との情報を得る。
行商人は、ダウードを見るとすぐ店をたたみ出立する。
話をきくと、ダウードのシミターが、昔話のシミターにそっくりとのこと・・・

スレイマーンのテントを調査するPCたち
魔道書と祭器を発見するが、盗むと足がつくので盗まずに撤退。
しかし、盗みにはいったことはばれたようで、PCの一人に犯人探しが
命じられる。

追求の手が迫ったことを知ったPC達は、夜分に先行して遺跡へ向かうことにする。

遺跡にて、PC達は、墓守に遭遇。墓守の「次元とたたむ」能力に苦戦するも
なんとか逃げのびることに成功する。
しかし、その騒ぎのせいでスレイマーンに独断専行がばれ、スレイマーン達も
夜分に出発する。

のろしによりスレイマーンたちの追撃をしったPCは、隠れてやりすごすことに成功する。
スレイマーンとダウートは、遺跡の中央の魔法陣後を修復し、再度儀式を行う
PC達のもとに「ヨグ・ソトース」を呼ぶ声が聞こえる。
儀式があわると、新月の天空に明るく輝く星が出現する。
スレイマーンは、それを確認すると「カギは来たれり」と遺跡の奥へ向かう。

それをつけるPC達

夜明けとともにキャンプにのこっていたPCとその他の人員は、遺跡の調査へ
出立する。PCは、自分とジブリール(スレイマーンの側近)が中央へ向かうので
他の物体は、周辺にある塚の調査を命じる。

遺跡中央の奥には、石板があり、スレイマーンはそれを見て、歓喜する。
ヨグ・ソトースの叡智によびかけるスレイマーン
それにこたえるように遺跡の上空に現れる13の光球
遺跡の中では「我が軍勢 帰還せり」とさけぶスレイマーン
遺跡の外では、光球が周辺の塚を調査していた部隊の殺戮を開始していた。
その景色を見つつ、キャンプにのこっていたPCとジブリールは中央の墓へ入る

墓の奥で合流する一行
石板の前では、スレイマーンは朽ち、彼のもっていた杖が床におちる。
ダウードは、「スレイマーン自身が、最後の錠をあけるカギだったのだ」とつげる。

PCは、ダウードの倒す方法を考え、スレイマーンの杖が怪しいとの結論を出す。
ダウードが杖を拾おうとするのを、先んじて拾うPCたち
「我が魂に けがらわしい手で触れるな」と怒るダウード
その言葉に杖こそが、ダウードの弱点と確信するPCたちは、ダウードの
こうげきをかわしつつ、杖を折るべく行動する。

ダウードが杖をとりもどすより早く、PC達は、杖を折ることに成功する。
すると、ダウードの魂を時間の経過から守護していた力が消滅し、PC達の目の前で
時間(ヨグ・ソトース)に食われるダウード。

ダウードが消えるとともに、天空の星も消え、叡智の石板のすがたもきえる。
PC達は、墓を調査し、副葬品の財宝を持ち帰ることに成功する。

遺跡からの財産、スレイマーンの残した魔道書を得たPC達は、ダマスカスの
スレイマーンの塔の後継者となる。

ヨグ・ソトースにダウードを囮として引き渡したことで、20年前の召喚から継続していた
ヨグ・ソトースからの追跡をかわしたと考えたアブダールは地下の結界から外へ出る。

新しい有力者の誕生で、地上では祭りがおこなわれていた。
その人ごみの中、アブダールは不可視の化け物に襲われる。
(結局、追手から逃れられなかったのだ)
その襲撃の後にのこされたのは、彼の書いた1冊の本のみだった
その書名は「アル・アジフ」 というところでシナリオ終了


魔道書3冊+アル・アジフ
モーゼ、ダビデ王がもっていた杖(アーティファクト)
ヨグ・ソトースの召喚にも使われるバルザイの神秘のシミター
などなど、アブドゥル・アルハザード本人ネタだったので、いろいろ
派手な感じでしたが、PC4名とも生還。
PLが遠慮?していたので、「スレイマンの弟子」というハンドアウトをとらなかったので
核心へのアプローチが難しかったのですが、護衛の一人「ジブリール」と絡むなどして
うまく立ち回ったとおもいます。
参加していただいたPLさん、ありがとう&おつかれさまでした。
楽しんでいただけたなら嬉しいですね。

KPとしても、アーティファクト装備の魔道師をうごかせたので、楽しかったです。
ヨグ・ソトース召喚シーンとかもちゃんとできたしね。

次の八王子親遊会は1/31ですが、そこでもダークエイジを準備します。
次の舞台は、今回の地中海東部と大きく離れ、北海周辺の予定です。

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