10月9日 立山砂防軌道
立山カルデラ体験学習 見学コース途中で立山砂防軌道に乗車できるもので、同軌道に一般人が便乗できる唯一の機会です。見学自体は事前申し込み抽選制ですが見学地が100年以上続く大災害地復旧地域なので、少しの天候不良でも中止になってしまうことが多く1回の定員が30人と少ない上に、すぐ隣の「黒部ルート見学会」(参考10月31日日記
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1915065270&owner_id=1335677)より開催回数が少なく、上手く当選してもなかなか行けない見学会としても知られています。
その黒部ルート見学会の出発直前に、何げに立山の申し込みをやってみたところ見事に当選。当日は台風の接近が報じられてましたが少しコースがずれて北陸地方は雨は避けられそうな流れに。見学会事務局からも予定通り見学会を行うとの情報。10月8日夜、立山に向けてジープで出発しました。途中雨に降られるところはありましたが富山県に入ると雲の流れは早いですが天気は良さそうです。
せっかく行くんだったらと立山砂防軌道の朝の出庫(バック運転)、出発から撮り始め。機関車次の客車のドア、こんなタイプは初めて見ました。新車かな?。
次々に出庫していく列車郡は壮観です。写真には機関車が4台も写ってます。(写真拡大可)
最後にモーターカーが出庫(写真拡大可)。しかし近年は撮影に向いたポイントが近付けなくなったりと、撮りにくい状態です。
出発列車を撮る為に常願寺川河原(公園)の軌道の見える場所へ移動(写真拡大可)。列車が出発する前に途中駅の要員を乗せたモーターカーが先行します。しかしこの頃になると天気は良いのですが風が強くなってきました。山中での強風は倒木や落石の誘発等の危険があります。
そして朝一番の列車が次々と通過していきます(写真拡大可)。河原より、だいぶ高い位置に軌道がある為、あまり良い撮影ポイントではないんですが、他に撮れる場所がほとんど無いので・・・
現代版ナベトロ列車も上がって行きます(写真拡大可)。これは軌道工事列車? 区間運転なのか、すぐに戻ってきました。
一通り列車が行った後はヤードで入れ替えや積み込み作業などを撮影(2枚共写真拡大可)。
早くも下って来た機関折り返し列車を立山ケーブル線横でスイッチバックしてるところ(写真拡大可)。
次の区間列車が出発して同地点に来たら立山ケーブルカーと遭遇(写真拡大可)。しかし両方とも微妙にチャンスがずれてしまって・・・
丁度、富山地方鉄道の立山駅前で元京阪3000系ダブルデッカー編成が走ってるのに遭遇。
そして見学会集合場所の立山カルデラ砂防博物館前に行くと・・・何と強風の為に見学会は中止との知らせ!
何でも雨こそ降ってませんが強風警報が朝に発令されたとかで、見学会も当日の中止決定って、殆ど前例が無いとか
でも、お天道様には逆らえません
そこで急遽立山から下流域の砂防施設見学に切り替わり希望者のみで行われる事に。砂防軌道には乗れませんが、せっかく来たのにそのまま帰ってもツマラナイので見学会に参加します。
何人か不参加者がいたので、この小型バスとワンボックス車1台のフル乗車で収まる人数でした。
最初に向かったのは本宮駅近くの大きな2連砂防ダムの一つ。普段は普通に落ちてる水が・・・
時々来る物凄い強風が落ちる水の半分以上が吹き飛ばしてる状態に(写真拡大可)。こりゃ砂防軌道が運転中止を考えて見学会も中止になったのも納得かぁ・・・
この砂防ダム横には魚の遡上水路が作られていて、それが西洋城壁みたいに見えます。一部はガラス張りになってます。
その砂防ダムを有峰口の橋(芳見橋)から見たところ。
富山平野の入口に位置する場所にあるダム 横江頭首工の複雑な水路。
大川寺駅横の施設の見学もあった時に丁度通りかかった地鉄電車(写真拡大可)。
そして駅前で昼食時間になったので駅も撮影。味のある駅が多い富山地方鉄道において、この大山寺駅は造りが新しい為か見ててもつまらない部類です
途中、水路を見学した後、平野の中程の江戸時代(安政5年4月)の大災害時に流されてきたという大岩へ。写真では見た事がありましたが実物は初めてです。
見学途中でも途中駅で帰る人を何人か降ろしながら博物館前で午後の早い時間に解散となりました。とりあえずは立山駅付近で地鉄や軌道を撮影する事にしました。
砂防軌道千寿ヶ原の軌道末端からヤードを見てると・・・
列車が下って来ました。そして立山ケーブル線横スイッチバックで、またまた微妙にズレたシンクロが
千寿ヶ原ヤードに到着した列車(写真拡大可)。
次の列車はナベトロ列車でした(写真拡大可)。機関車キャブ窓下のオレンジ色の包みは以前には無かったもので、何が包み込まれてるのか気になるところです。
富山地方鉄道も常願寺川鉄橋で撮影します。富山行きの立山出発電車(写真拡大可)。
立山到着電車(写真拡大可)。
夕方の砂防軌道到着列車を撮影しにカルデラ博物館裏へ。思ったより早くやって来たモーターカー(写真拡大可)。
続いて下って来た人員列車。この頃には風は収まってきてましたが午前中の強風の影響か、普通なら3列車位は下ってくるところが、この時はこれだけでした。
その列車が車庫に納まって本日終了。
さて翌日の予定は、この時点でまだ決めておらず帰る事も視野に入れてましたが天気は前日の雨予報とは変わって晴れ曇りと良い方に変化。そして立山すぐ近くの小口川作業軌道が走る事が判明したので帰る予定を1日延ばして小口川攻略作戦決定!
で、山道を歩く為の熊避け鈴を忘れてる事に気付いたので立山駅の土産物に、たぶんあるだろうと駅へ。
駅コンコースには立山ケーブルの昔の写真が何枚か展示されていて、その中の1枚、現在もある常願寺川導水管鉄橋の上に砂防軌道が敷かれていた時代のもので、小さいながらも軌道らしきものがしっかり写りこんでました
鈴も手に入ったので駅から車で5分のサンピア立山で外来の温泉入浴
そして夕飯と翌日の朝昼飯を手に入れる為に10kmほど下ったところにあるコンビニへ。夜は雨の予報が出ており、その通りの雨も降り始めてたので再びサンピア立山付近に戻ってスキー場の案内場?建屋のある駐車場でジープビバーグ。
続く
立山軌道訪問記2
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=1335677&id=1916291149
リスト
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=1335677&id=1941249429
ログインしてコメントを確認・投稿する