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2011年09月28日22:28

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大船渡市訪問記録（４）

７月２３日～２５日のボランティア活動の記録です。

この時がボランティア初参加です。
現地のボランティアセンターに、当日の朝にボランティアセンターで受付をすれば個人参加可能と事前に確認しています。

ボランティアセンター。この時は災害ボランティアセンターという名称でしたが、９月には復興ボランティアセンターに名称を変更しています。

初ボランティア活動で私に割り振られた作業は、「大船渡丸の飾りつけ」。
大船渡丸という船名に、私は聞き覚えがありました。
それは――――

この船です。
道路に乗り上げていたこの船に書かれていた名称がまさに大船渡丸。
一ヶ月前、６月に大船渡市を訪れた際にもこの船はまだ道路に乗り上げていました。
まさか、もしかして、と思って現場に行くと……

まさに、あの「大船渡丸」が海上に！！

豪華客船「飛鳥Ⅱ」が、毎年大船渡港に寄港しているのだそうです。
震災があった今年も、寄港してくれることになったとのこと。
そこで大船渡の有志の人達で、船の飾りつけをしてライトアップで歓迎しよう、復興に向けて動いていく大船渡魂を見せようという心意気でした。

船を海上に戻すのに２０００万円くらいかかったそうです。

最初にこの船を見た時には、まさか船底に入れる日が来るとは思いませんでした。

ボランティア参加は５人でしたが、他にも地元の方々が大勢作業していました。

大工、電気屋、銀行の人など職業はさまざまですが、皆集まれば大抵のことはこなせるという技能集団です。
大船渡にある銘菓「かもめの玉子」の社長さんも参加していました。
この方は大船渡の津波の動画をyou tubeにアップしていた方でもあります。
かもめの玉子の本社も津波の被害にあいましたが、「かもめの玉子」は既に力強く立ち上がり、お土産屋で見ることができます。
皆様も東北へ行かれた際には是非かもめの玉子をお土産に買っていってください。