『非戦』
(監修:坂本龍一+sustainability for peace、2002年、幻冬舎)
「今また、核戦争の脅威が世界のあらゆる人間たちの頭上を覆い始めた。この、暴力の連鎖という煉獄から人類はどうやって這い上がるのか。ぼくたちは、生きている間にそれを見ることができるのだろうか。それとも人類の集団自殺という終末に向かうことを、止めることができないのか。どこに希望を見出したらいいのだろうか。・・・」(あとがきより)
2001年9月11日のテロ事件から数年。
今、またこの『非戦』を読み直してみようと思いました。
「非戦」というキーワード。作家落合恵子さんと作曲家坂本龍一氏の「子どものための非戦」と題する対談の一節。「非戦」とは何か、という問いかけに対して坂本氏は「ベトナム戦争のころは反戦。非戦はもっと真剣な非暴力の思想」と語る。 坂本氏は「20世紀の戦争は石油資源の争いだった。太陽光エネルギーを利用する暮らしになれば戦争はなくなる」と主張する。
★本来は坂本龍一「非戦」コミュニティですが、またタイトルを変えました。
タイトル変更の理由は私の町の神社が楠木正成神社だからです。
戦争をなくすには、まず近所の人と戦争をしてはいけません。