岡山駅から四国に向けて走り出ている瀬戸大橋線。
児島をすぎればいよいよ波も静かな瀬戸の海が車窓眼下に大きくひろがる。
大島・小島が波間に浮かび、金波銀波が光り輝く海の上を大船小船がゆったり行きかっている様をみるのはなにものにも代えがたい感動をわが身に与えてくれる。
何度見てもあきないものがある。
その岡山・高松間を結ぶ瀬戸大橋線の主役が快速マリンライナー。青春18きっぷでも乗れる。
混んでいる。発車間際に乗り込むとすわれないこともある。
席はいつも満席状態。
そんななかでここに例外的に奇跡的にいつもすいている岡山発のマリンライナーが一本だけある。
10時44分発「マリンライナー23号」である。
30分に一本のマリンライナーが10時台だけ3本運転される。
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「マリンライナー23号」の前に「マリンライナー21号」がたった11分前の10時33分に岡山駅を発車するのだ。
いつもは30分後しかこないマリンライナーがすぐにまたホームに。
10時44分、空いた席をたっぷり残して「マリンライナー23号」は岡山を立ち、高松へと向かう。
すいた車両の、もちろん窓際の席から瀬戸の海をたっぷりゆったりながめよう。
「マリンライナー23号」で…。
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