人間が幸せに暮らすことのできる理想的社会を模索するなかで、イギリス人のモアが描いた「ユートピア」は、共同労働による自給自足の自立社会でしたが、これはモアを知っているかどうかにかかわらず、多くの思想家や理想家が追い求めた平和な平等社会にはみんな共通した「ユートピアの条件」をいうものが出てきます。
それは、どの社会でもまず、食料の確保が一番重要となります。これは日本では、戦後の苦しい時代を体験した人でなくてはなかなか実感しないかもしれませんが、食料確保はたとえハイテクの技術をもった国でも財源豊かな国でも軽視できない基礎条件となります。
そしてそれを自分で生産できるのか、人から買うのかでまた大きな違いが出てくるのです。
一種のユートピア事業とも言える「自給自足の社会造り」を実践するためには、自然農法、有機農法、環境循環型農業が農業手法の基本となり、さらに、エネルギーの自給自足や循環型供給形態などを開発・研究していく必要があると思われます。
実際すでに多くの団体や企業がそれらを研究・開発し、試験などを行っているのでそれのケースを紹介し、また情報交換できる場としてこのコミュニティを立ち上げて見ました。
このコミュの基礎となるホームページ:
自給自足の生活
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