"Jairamji(ジャイラムジ)"が好きな人どうぞ♪
聴いてると大自然に連れてかれます。
ほとんどの楽器自分でやってるみたいです。
世界各国の至宝の食材を集めて調理した『無国籍料理』は、今や日常に浸透し決して珍しい存在ではなくなっている。そろそろミュージック・シーンにおいても多様な要素をブレンドした『無国籍音楽』にも耳を傾ける時が来たのではないだろうか。
イギリス人アーティスト"JAIRAMJI(ジャイラムジ)"のデビュー・アルバム"Kindred Spirits(キンドレッド・スピリッツ)"は自身のインドへの旅で巡り会ったインド古典音楽の持つ哲学と音響に深いインスピレーションを受けて作り上げられた。
{アフリカのムビラ(親指ピアノ) / インドのタブラ / アメリカン・インディアンの笛 / シャーマニック・ドラム / ケルトのダルシマーとボイス / チベットのシンギング・ボウル}。
このアルバムで使われた楽器を列記するとざっくばらんな印象を与えるかもしれないが、JAIRAMJIはこれらの民族楽器を(Real WorldレーベルのMICHEL BROOKのように)敬意を持って自らの音楽世界観に取り入れ、創造性あふれるサウンド・プロダクションにより全く新しいスタイルを確立している。
アコースティック・ギターの美しい旋律を基に、即興演奏から生まれたメロディーとフレーズを発展させ、微妙なオーバー・ダビングとプログラミングにより生まれたアンビエント感が楽曲の魅力を引き出していく。
その結果、クラブ・ミュージック特有のグルーヴとジャム・セッションの自由な展開が共存する作品に仕上がった。
資料:Dakini Record
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