言葉のジャンクアート逍遥

はじめはシャワーでした。
ナス薄切りじみた永遠のくつろぎゆるく食い込む飲み物屋さんには、
ぬくぬくと将来のクレヨンのにおい大好きなお母さんのタンスの裏の鶏もも肉ばかり。
そこに白菜（車輪付き）や爪切り（豊かな夢が広がる）、ディスクガイド（プチ整形かよ！）などと共に、
湿った看護士まがいのブタ丸出しのガラムマサラをアクセントとして添えただけで、ほら、アスレチックな爆発女がたてたいい歯ごたえのキムチ臭いお城バンザイみたいでしょ（街路樹とかがんばってペシペシ）。
でもそんなのやっぱ悲しいとか若々しいとかイタ気持ちいいとかをこえて、
もはやパーカッシヴ一億年歌の大洪水でしょう。
もっくようびっ
というわけでプロの心意気はやっぱ違うな、とか思ったのでした。ビニールはいい・・・

つまりゲッ歯類たちの永遠の痒みパレットで、尻肉のヒキツレごと指先の卵から石の転がる条件がほぐれ落ちるまで空気押せ押せ、ということだ。

まだわからないか？

いいか！お前たちの死のよろこびがワォンワォンの衣擦れをもたらすこともあるのだ！足裏にジッパーを設け、そこにオー！ジョンソン弁当への飢えと竹を隠して何が悪い！堂々とおもらしをせよ！米を永遠に炊くな！腰をテトラポットにぶつけよ！西を向け！朝ごはんなんていらない！ソープランドにクワガタ虫を放て！チゲ鍋にマリオカートぶつけろ！彫刻刀で豆腐を削ってキリンの形にしようとして失敗しろ！パンパンナンパオにセンセンマンモエ、クンクンチケチケしちゃいな！





















ここでは言葉はゴミ捨て場のがらくたや砂場の砂と同じ。もういちど並べなおすときに従えばいいのはあなた自身の遊びの喜びそして破壊する快楽だけ。何も完成させようとは望むな、何かを伝えようとはするな、ただまわりにあるものをつかんで乱暴に合体させて次々と投げ込め。

あなたを縛り付けているもの、あなたを恐怖させる呪いの言葉、すべての義務や義理や常識や礼儀や見栄にまつわる強迫的なオーダー。それらすべてをいったんバラバラに解体してしまうがいい！

そしてあなたのもっとも無邪気な快楽とユーモアを求める欲望と衝動のダンスのリズムにもとづき、世の中のすべての意味や意図を超えたさいいっこうにユニークな形にだだだだだっと並べなおしてしまえばいい！

新しい語彙、新しいリズム、アンチドラマ、アンチロジック、アンチエッセイ、アンチポエジー、世界中のどこにもない方言による世界中のどこにもない概念の誕生につぐ誕生

またはいくつもの即興ダンスみたいなもの。固定化された意味を超えた、もっと自分勝手で無邪気なエネルギーを送り合うこと。そこには予定調和なコミュニケーションでは得られない予想外の驚きや笑いが生まれる可能性が満ち満ちている。

決まりきったこと伝えるだけの決まりきった日本語には飽き飽きだ、っていうそこのあなた、内なる過激なナンセンスのはけ口を探しているそこのあなた、お気軽にご参加どうぞ！