Tara Priya

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詳細 2016年1月3日 17:21更新: Tara Priya（ターラ・プリーヤ）

カリフォルニア州サンフランシスコ出身のシンガー・ソングライター、ターラ・プリーヤ。インドとイランの血を引くターラは昨今のオートチューン旺盛のポップスとは一線を画すような、ヴィンテージなソウルと詩的な歌詞をポップ・ミュージックに落とし込んだスタイルの音楽を作る。

中東の詩人ソーラブ・セペリ(※)は彼女の大叔父にあたり、ターラにはアートの血が流れている。4歳の頃からピアノと詩の制作を始め、9歳ではドラム、11歳ではオペラのトレーニングを開始、そして高校生時代にジャズヴォーカルを学んできた。作曲における二つの名誉ある奨学金を受け、ターラは東海岸へと移りコロンビア大学に入学、さらにニューヨークでパフォーマンスの腕を磨く。音楽ばかり集中する不安もあったが、同じ大学の先輩でもあるアリシア・キーズやローリン・ヒルのように中退したくなかったので、ターラは2年半で経済学の文学史号を取得して卒業した。その後カリフォルニアに戻り、制作を続けて2010年の11月にはデビューEPをリリース、現在ではロスアンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨークでライブパフォーマンスを重ねる。

今までにはナッシュビルのザ・ブルーバードカフェやニューヨークのザ・フライヤーズ・クラブなどでショーケースを行ったり、「ジョン・レノン・ソングライティング・コンテスト」ではポップ部門でファイナリストの3名に選ばれた。また「ミュージック・シティ・作曲コンペティション」では上位25人のファイナリストにも選出されている。2010年のマイアミ・ミュージック・フェスティバル、2011年にはSXSW、カナディアン・ミュージック・フェス、インディー・ウィーク、CMJミュージック・マラソン、NAMMショーなどからもオファーをもらい出演を果たす。デリ・マガジンの2010年の最も注目すべきアーティストの10人にも選出された後、第18回「ビルボード・ソング・コンテスト」、「ザ・グレート・アメリカン・ソング・コンテスト」、「ダラス・ソングライター・コンテスト」で優勝を果たす。ここ最近では彼女のEPの楽曲がMTVやE!、Oxygen、& Showtimeなどの12の番組で使用されている。そして日本のAmazon ではR&Bチャートで2位にまでランクインした実績もある。

アデルやエイミー・ワインハウスに続く才能として高く評価され始めている。

※ソーラブ・セペリ（Sohrab Sepehri 1928-1980）：近代イランの詩人であり画家。仏教思想や西洋の伝統的な神秘主義に精通しており、西洋と東洋のコンセプトを融合した詩において、近代イランの文学史に名を残す偉大な詩人。

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