ヨハン・ゲオルク・ピンゼル [Johann Georg Pinzel]
1740年代よりポーランド・リトアニア共和国の東端(現ウクライナ)、ポドリア地方で彫刻の制作を開始。1761年に亡くなったと推定されるが、近年、研究が進むものの、詳細はなお不明。活動期間十数年の天才彫刻家、リヴィウ・バロックの代表的彫刻家。大貴族ミコワイ B. ポトツキの依頼で、数々の教会の祭壇彫刻を制作。キュビスム的、あるいは日本の運慶のような、動きのある傑作を残す。1960年代半ばソビエト体制の中、ボリス・ヴォズニツキにより歴史と政治に埋もれかけたピンゼルは発見され、彼が命を賭し、私財を投げ打って収集・修復した作品は、現在リヴィウから70キロほどのオレシコ城に展示されている。
未知谷HPからの引用
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