クローニン

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詳細 2023年10月12日 19:40更新: クローニン
Archibald Joseph Cronin
1896年07月19日～1981年01月06日

イギリスの医師・作家。
1896年7月19日スコットランドに生まれる。
グラスゴー大学医学部に進み医学を専攻。
20歳のときに第一次世界大戦が勃発し、一時学業を中断して海軍軍医中尉として従軍する。
1918年終戦と同時に復員し、再び同大学医学部で学ぶ。
1919年ロックリー精神病院に勤めながら医学部を卒業。
卒業後インド航路の臨時船医となり、後に隔離病院の医務部長となる。
1921年アグネス・メリー・ギブソンと結婚。
結婚後は炭鉱町の臨床医となり激務の傍ら勉強を続ける。
1925年「動脈瘤の歴史」という論文により医学博士となる。
同年ロンドンに出て開業医となり成功をおさめる。
しかし、過労が元で十二指腸潰瘍を患い、ついには医業を放擲して静養のためスコットランドへ転地する。
これを契機に長編に取り組む。
1931年『帽子屋の城』が上梓。
1932年『三つの愛』
その後『大カナリア航路』などを発表。
1939年渡米。『天国の鍵』を発表。
大戦後は『青春の生き方』から『スペインの庭師』『若き日の悩み』などを発表。
その後35年間スイスで暮らす。
1981 年1月9日スイスで没。

クローニン全集22巻　（三笠書房）

『帽子屋の城』
『三つの愛』
『大カナリア航路』
『星の眺める下で』
『城砦』
『花を持てる女性』
『天国の鍵』
『孤独と純潔の歌』
『青春の生き方』
『スペインの庭師』
『若き日の悩み』
『人生の途上にて』
『地の果てまで』
『美の十字架』
『人間社会』
『ユダの樹』
『純愛記』
『青春以前』