ロルフ・キューン
mixiにドイツのジャズ・クラリネット奏者のロルフ・キューンのコミュニティが無かったので、作成致しました。\(^o^)/
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ロルフ・キューン(Rolf Kühn、1929年9月29日 - )はドイツ・ケルン出身のジャズクラリネット奏者、作曲家。アルト、テナーサキソフォンもプレイする。
略歴
ロルフ・キューンは最初クラシックピアニストになる為東ドイツのライプチヒ音楽院で学んだが1941年にクラリネットに転向した。1950年にダンス楽団のウェルナー・ミューラー・オーケストラに参加しプロ・デビュー。1952年西ドイツに渡り1956年には渡米し秋吉敏子、エディ・コスタらと共演、ベニー・グッドマン楽団にも在籍した。1961年にドイツに帰郷し北ドイツ放送オーケストラでバンド・リーダーを務めた。その頃にはジョン・コルトレーンの影響を受けており、1964年の代表作『ソラリアス』ではモード奏法を土台とした独自のサウンド造りに成功している。1965年の『リユニオン・イン・ベルリン』ではフリー奏法も導入し更に革新的な作品を発表した。1970年代にはジョン・サーマン、フィル・ウッズ等とも共演しMPS等に多くの録音を残している。近年もオーネット・コールマン、デイブ・リーブマン等とも共演している。弟のヨアヒム・キューンはジャズ・ピアニストである。
ロルフ・キューンはドイツ出身のクラリネット奏者。弟のヨアヒム・キューンと共に活躍し、ヨーロッパジャズの重要作を録音するなど、非常に重要な存在である。ドイツとは言ってもキューンは東ドイツの出身で、ベルリンの壁が崩壊するまでは自由な表現と言う意味では制約があったようだ。しかしそういった環境下でも同じ東欧諸国のジャズミュージッシャンとの交流を通じて自分達のあるべき姿を確立していった。
60年代中頃には東欧ではなじみの薄かったフリージャズ系の演奏を行うなど常に東欧における先駆者として時代をリードした。
1929年ケルン生れ。ヨーロッパトップのジャズクラリネット奏者。50年代初期アメリカに渡りベニー・グッドマン楽団に在籍、秋吉敏子等とも共演、61年本国ドイツに戻りコルトレーンスタイルの革新的な奏法を目指し、64年のリーダーアルバム゛Solarius゛でクラリネットに於けるモード奏法を確立、高い評価を得た。その後も弟ヨアヒム・キューン、ジョン・サーマン等と多くの話題作を残している。