愉しい書

墨の香りに包まれながら、書の時間を愉しみませんか？
しばらくお筆を持たれていない方も大歓迎です！

雅号：粋芳（スイホウ）
女性、３０代

小学１年生の時に書道を始め、現在の師匠に２００２年、雅号粋芳を頂きました。それから現在まで続けております。
小さな頃から文字を書くことが好きでした。活字ではない生の文字には、その方の人柄や気持ちが現れると思っております。優しい方の字は柔らかいですし、嬉しい時には嬉しいような形で現れると思います。
手だけではなく、頭や心も使って表現するのが書なのです。

以前、ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在しておりました。
その時、日本食レストランで看板を依頼され、半紙しか持っておりませんでしたので、どうしようかと美術屋さんを巡っていました。そこで、キャンバスを見つけ、一か八か書いてみたところ、墨の浮きがかすれの様に見え意外にも雰囲気よく仕上がったのです。
その経験から、年始に鎌倉でワークショップを開催した際のお持ち帰りアイテムとして、参加された皆様にキャンバスに仕上げをしてもらいました。久しぶりにお筆を持たれたとは思えないほど、それぞれ個性溢れる作品を書いていらっしゃいました。書は、上手い下手ではなくリズムやその言葉に対する気持ちが大切なんだなぁとここでも実感いたしました。

現在、教室開催は不定期ですが、お筆はもちろん、ペン習字や実用書、お子様の鉛筆などもご指導いたします。

是非、書の愉しさを再発見していただけたらと思います