私はあの日も薄暗いアパートに帰り、冷たいコンビニ弁当を食べていました。
あまりの寂しさに耐えきれなかった私は、無意識のうちにmixiに登録していました。
そこで、とりあえず高校の友達のページにたどり着くためにmixi同級生なるものに登録したのです。
名前は「ニャブラハム皇太子」でした。
ニャブラハムとは一体何なのか?実は誰もが持っているものなのです。
朝、寝癖を治し、ワックスなりスプレーなりで髪型をセットするでしょう?そのとき、自分の思い通りのスタイルにならないことがありますよね。
「あ〜、ミスった〜。」
あなたは朝から少し嫌な気分になります。しかし、いざ、玄関のドアを開けて太陽の光を浴びてみると、だんだんと気分が晴れてきます。
それが、ニャブラハム、なのです。