ウルトラセブン 第21話「海底基地を追え」に登場した軍艦ロボット。
全長:80メートル
重量:15万トン
出身地:地球
地球侵略を目論む宇宙海底人ミミー星人(テレビ作品では姿は見せない)が、海底に沈んだ戦艦大和の残骸をベースとして、戦争や海難事故で海底に沈んだ多くの沈没船の残骸を集め造り上げた。
四方向に砲弾を発射する事が可能で、海面に浮上し完全停止してから15分経つと内部に仕掛けられた爆薬が大爆発を起こす様に設定されていた。
日本近海で多数の船舶を沈めた後、伊豆半島の下田港に出現。セブンの動きを封じるべく巨大な鎖「キャッチング・チェーン」で拘束してセブン諸共自爆しようとしたが、動力源等をエメリウム光線で破壊されて敗れた。
ミミー星人が戦艦大和をベースに改造したとある様に、外見的な特徴として前方に火力を集中させる為に一番、三番主砲塔を艦橋の左右に設置している。
また、wikipediaによると、
ウルトラ怪獣には足跡が設定されているが、アイアンロックスの足跡はクローラーの跡であった。つまり、誰も見た事がない本体下部にはクローラーがあるらしい。
劇中では終始水上にいたが、桑田次郎著のコミック版『ウルトラセブン』では、昆虫のような脚部で歩き、上陸も果たしていた。
同系列の怪獣として『ウルトラマン80』に登場したバラックシップがある。
という記述がある。
本体は、昭和38年に東宝で公開された『太平洋の翼』という映画に使用された大和型10m級の戦艦模型がベースとなっている。
余談だが、本来は軍艦型のロボットではなくもっと怪獣らしい姿をした「軍艦怪獣ヤマトン」が登場する予定であったという話がある。
軍艦怪獣ヤマトンは一峰大二氏の漫画『ウルトラマン』に登場したので、或いはウルトラマンで登場する予定だったのかも知れないが、何故かウルトラマンにも登場することは無かった。
成田亨氏によるデザイン(戦艦大和と四足怪獣が合体したヤマトン)もあったにも係わらず、なぜ軍艦型のロボット(アイアンロックス)に変更されたのかについては(私の知る限り)明確な答えが無く、それ故ファンの間でも様々な推測がなされている。
戦艦大和を怪獣と合体させるという事を快く思わない思想団体への配慮、逆に戦争に用いられた兵器戦艦大和を子供の憧れの対象となる怪獣にする事を快く思わない思想団体への配慮など・・・
しかし、より(見た目が)戦艦大和に近いアイアンロックスとして登場したのだから上記の説は憶測の域を出無い物と思われ、謎は深まるばかりである。
参考:ヤマトン
・秘密基地
http://
・特撮怪獣怪人、キャラを語るスレ
http://
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