スペンサー・ジョンソン　

　
　『Who Moved My Cheese?　(チーズはどこへ消えた？)』
　のスニッフとスカリーのように。

　
　「ネズミたちは事態をくわしく分析したりはしなかった」
　「状況が変わったのだから、自分たちも変わることにした」


　「ホー、おまえは何をしているんだ。
　　繰り返し同じことしかしないでおいて、事態が好転しないのを
　　不思議がるなんて」
　「ねえヘム、物事は変わることがあるし
　　決して同じことにはならない。
　　あの頃と一緒だよ、ヘム。それが人生だ！
　　人生は進んでいく。ぼくらも進まなくてはならない」


　「まだ新しいチーズが見つかっていなくても、
　　そのチーズを楽しんでいる自分を想像すれば、それが実現する」
　「古いチーズに早く見切りをつければ
　　それだけ早く新しいチーズがみつかる」


　「変化は災難に見えても
　　結局は天からの恵みだった」



　『PEAKS AND VALLEYS　(頂きはどこにある？)』
　の澄み切った瞳をもつ老人のように。


　「人には必ず「山」と「谷」がある」
　「誰も一つのところにとどまる事ができない」

　「「山」と「谷」はつながっている」
　「逆境「谷」にひそむ利点を見つけ、すぐに活かせば「山」となる」
　

　「山とは、自分の持っているものに感謝するとき」
　「谷とは、失ったものを求めるとき」
　

　「その時点で幸せなことを楽しめば、もっと山にいる気持ちになれる」
　「「山」に居ても、「谷」に居ても、心穏やかにうまくやっていく」



　道に迷ったとき、
　スニッフとスカリーに会いに
　老人の言葉を聴きに　
　ここへ。