ROK

80年代にはベルリンへ移り住み、まだ黎明期のハウスを体感しDJとしてのキャリアを着実に築いていった。未だ語り継がれる伝説のクラブ＜UFO ＞や、初期の＜TRESOR＞でも活躍していた彼は、まさにベルリンのシーンの生き証人と言えるだろう。96年からは自らのプロダクションもスタートさせ、Dr.モテのSPACE TEDDY、DJヘルのGIGOLO、フランク・ムラーのM_LLER、ウエストバムのLOW SPRITなどから次々と作品をリリース、しっかりとしたグルーヴ感と大胆なディスコ・テイストを併せ持つ作風が大きな支持を集めた。中でも「SILKY」という曲は、耳に残る女声サンプルとフィルターを巧みに使った曲展開が絶妙で、クラシックと呼ぶに相応しいヒットを記録した。現在は自らのレーベルDEFENDERを舞台に活躍中。


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